2017年デザイン対応 年賀状アプリ特集
2017年もスマホで手軽に年賀状を作成出来る便利アプリが盛りだくさん無料配信されています。大手のおしゃれでかわいい年賀状作成キットから、無名ながらも安さで勝負している年賀状など、様々な年賀状アプリが登場!
毎年年末になると会社の年末業務に加え、忘年会やクリスマスと立て続けにイベントが続き年賀状の事をうっかり忘れてしまいがちですよね。そこで活躍してくれるのが、通勤中や休憩時間中にも年賀状作成作業が出来るスマホ年賀状アプリ。
しかし年賀状アプリで検索すると、非常に多くの年賀状アプリが検索にヒットしてしまい、最終的にどの年賀状アプリを選べばよいのか分からなくなると思います。一見すると見分けがつかない年賀状アプリも、その実態として実に全体の9割以上が富士フイルムと日本郵便のシステムを借りているだけなのです。要はアプリの名前こそ違えど、スマホアプリで年賀状を作成する方々の9割以上が年賀状大手のこの2社のシステムを使っているという事になります。
なぜこのようなことになっているのかというマメ知識は最後にご紹介するとして、今回の2017年版年賀状アプリ特集では、結局同じシステムを使っているのであれば・・・・という事で、ご紹介するアプリは大元である大手2社のアプリに焦点を絞り、それに加え個人的におすすめだと感じた年賀状アプリをご紹介していきたいと思います。
年賀状印刷最大手 富士フイルム&日本郵便
フジカラーの写真年賀状2017
Android / iPhone対応
発売:FUJIFILM Corporation
相変わらず神がかった可愛さの広瀬すずさんを起用した2017年のフジカラーの年賀状公式アプリ。毎年お世話になっているという方も多いのではないでしょうか。
今年もフジカラーの目玉デザインはディズニー!
大人気のミッキー&フレンズから女性に人気のディズニープリンセス、熱良い子供人気のトイ・ストーリー、更にはサンリオのマイメロ&ハローキティやスヌーピーなど、とにかく可愛いデザインが勢ぞろい。可愛い年賀状を作りたいのであればこれしかない!と思わせてくれるデザインが豊富に揃っています。
お子さんがいらっしゃるご家族や、女性に人気のデザインばかりなので、どうしても人気が集まってしまいますが、このフジカラー公式年賀状アプリ以外にも、ディズニーなどのデザインテンプレートを大々的にPRしている年賀状アプリがあります。しかし先述の通り大元はこのフジカラー写真年賀状2017なので、これを選んでおけば問題なし!
そして何より魅力的なのが、数量限定ではあるものの、年賀ハガキをディズニー年賀に変更できるという点。表も裏もディズニーで埋め尽くす事が可能で、ディズニーファンであればぐうの音も出ないでしょう。
デメリットとしては、人気キャラクターのデザインテンプレートを使用するとやや料金が高くなるという点ですが、手軽さとおしゃれをお金で買う!と決心しているあなたにおすすめの超定番のおすすめ年賀状アプリです!
アプリの使い方とダウンロードはコチラ ⇒ フジカラーの写真年賀状2017
はがきデザインキット2017
Android / iPhone対応
発売:日本郵便株式会社
こちらも年賀状の定番アプリ。年賀状はがきと言えば日本郵便という方も多いのではないでしょうか。2016年版のデザインはウルトラマンや名探偵コナンといった子供ウケを狙ったものでしたが、2017年は昨年以上の幅広い年齢層を狙ったワンピース年賀!
麦わら海賊団の一員として自分の顔写真を紛れ込ませることも可能なデザインテンプレートがあるなど、ちょっと話題になりましたよね。シュール過ぎると(笑)
ワンピースは連載年数も長く、子供以上に大人への人気が高く、ご家族として利用するにはぴったり!フジカラーが女性人気の高いデザインを使う反面、日本郵便は男性人気を取りに行っているイメージですよね。かく言う私も、やはりディズニーよりワンピ―ス派かもしれないですね。
また日本郵便では、フジカラーのディズニー年賀に加え、ハローキティ年賀にも変更することが可能です。これが結構可愛いんですよね。
また料金面に関しては自社印刷と自社発送でフジカラーよりも安い料金設定を実現していますが、正直な感想としてはワンピース以外の目玉デザインが見当たらないので、ターゲット層はかなり絞られてしまうかなと。
デザインにさほどこだわりがなく、スピードと確実性、そして程よい安さで選ぶなら、おすすめは日本郵便の年賀状アプリなのかなというイメージです。
アプリの使い方とダウンロードはコチラ ⇒ はがきデザインキット2017
少量枚数・格安料金ならこれを使え!
GLAM PRINT年賀状2017
Android / iPhone対応
発売:コンテンツワークス株式会社
2017年デザイン対応の年賀状アプリの中でも、料金面に焦点を当てるならコレ!
グラムプリントの年賀状アプリは、大手年賀状サービスが導入している基本料金というシステムもないので、非常に安く年賀状を作成することが可能となっています。更に10枚以上から発注受付という縛りもなく1枚から発注出来るので、年賀状のやり取りが減ってきた現代にマッチした年賀状アプリと言えます。
これは早期割が発生しているタイミングでの発注だったのでこれだけ安いですが、早期割がなくとも安いという事が十分に分かりますよね。
決しておしゃれでかわいいデザインテンプレートが揃っているという訳ではありませんが、写真を使ったテンプレートが豊富で、写真中心でデザインを構成したいという方にはぴったり。一応オリジナルイラストのテンプレートもありますので、他の方と被らない年賀状を安く作成したい!というのであれば、このGLAM PRINT年賀状はおすすめです!
詳細はこちらから ⇒ GLAM PRINT年賀状2017
その他のおすすめ!
毎年の恒例となってしまいましたが、なぜかフジカラー公式アプリではエラー報告が多く、「私のスマホでは使えない!」という事例が多く報告されています。特に今年はAndroid版にエラー報告が集中しており、Androidユーザーでディズニーデザインを使いたいという方にとっては死活問題。
そこで、同じ富士フイルムのシステムを使っていながら、なぜかエラー報告が少ないアプリをご紹介。
ビックカメラ フジカラー年賀状2017
ビックカメラ フジカラー年賀状2017
Android / iPhone対応
発売:ビックカメラ
中身はそっくりそのままフジカラーの年賀状アプリと同じで、操作方法も使用できるデザインも全く同じです。その為、もしフジカラー公式アプリでエラーが起きるという方は是非こちらでもお試しあれ!
料金設定も同じなので、特に差があるという訳ではありませんが、ビックカメラの年賀状アプリの場合はビックカメラ店頭での受け取り選択が可能となっており、店頭で受け取る際に仕上がり状態の確認が出来るので、発注者からすれば安心できますよね。
その他特筆すべき点はありませんが、フジカラー公式アプリでエラーが起きて使えなかったという方は一度お試しあれ。
アプリの使い方とダウンロードはコチラ ⇒ ビックカメラ年賀状2017
独自路線のデザインを揃えたアプリ
2016年に「かわいい・おしゃれ写真年賀状2016」という年賀状アプリを配信していた株式会社シフカさんから配信となった2017年版の年賀状アプリ。年賀状作成キットはオリジナルのシステムですが、印刷だけはフジカラーさんに外部委託しており、印刷の仕上がりはお墨付きで安心。
筆姫 – 年賀2017
Android / iPhone対応
発売:FUJIFILM Corporation
年賀状ソフト大手の筆まめっぽいネーミングですが、多数ある2017年版の年賀状アプリの中でも是非ご紹介したいおすすめアプリ。先述の通り印刷はフジカラーさんですが、その過程となる年賀状作成のシステムは独自路線。これが結構使えるんです。
テンプレートの数は決して多いとは言えませんが、使いやすいテンプレが揃っています。編集機能が非常に優秀で、スタンプやコロコロを自由に使えるだけではなく、テンプレの背景を変更することも可能。テンプレに依存するのではなく完全オリジナルを目指したいというおしゃれな方におすすめです!更に料金設定も良心的で、大手2社のサービスと比べても全然安く仕上げる事が出来ます。
この筆姫で個人的に面白いなと思ったのが、年賀状印刷だけではなく画像データ(JPEG)としてスマホに保存出来るという点。最近では若い世代の方々の年賀状離れが加速しているという報道をよく目にしますが、やはりスマホ世代にとってはスマホで何でも済まるという習慣が身についているので、年賀状を送るという行為に至らないのだと思います。しかし筆姫であれば画像データだけで年賀状を作成して、チャットやメールで画像として年賀状を送る事も出来ますので、年賀状の売り上げこそ落ちるものの、年賀状という文化を残す1つの方法なのかな。
画像データの作成までであれば無料で出来ますので、興味がある方は是非!
アプリの使い方とダウンロードはコチラ ⇒ 筆姫-年賀2017-
年賀状アプリの疑問
冒頭でもご紹介しましたが、びっくりするくらいの数の年賀状アプリが配信されていますが、その多くが年賀状印刷大手2社のシステムを使っています。
なぜこんなにも多く、同じシステムの年賀状アプリがリリースされているのか?
現実的には2社と同じ年賀状作成キットと同様のデザインテンプレートなので代り映えしませんが、大手のシステムを借りた上で配信会社オリジナルのデザインを混ぜたり、受け取り方法を多用にするなどプラスアルファのサービスを盛り込んでいます。大手2社からすれば自社の利益が拡大するだけなので、「どうぞどうぞ」的な感覚で貸しているのだと思いますが、借りる側からしても他社のサービスに便乗するだけで少なからず利益が上がるのでしょう。それだけ年賀状の市場規模が大きいという事です。(年賀状が減っていると言われている昨今でも、28億枚を超える年賀状が発行されているんですよ!)
以前は自宅PCでデザインを作って、プリンターで印刷するという方法が一般的だったように思いますが、最近では外注というか年賀状サービスを利用するという方も増えているように思います。
また年末ともなると、コンビニや郵便局に行けば必ずおしゃれでかわいい年賀状が販売されています。これらを購入して手軽に済ませるというかも増えている事でしょうが、それ以上に大きな理由として、自宅にPCを必要としなくなったという事があげられます。
スマホの進化と共に、以前はPCでしか使えなかった機能がスマホで利用できるようになり、高価なPCをわざわざ購入する必要がなくなったのです。年賀状の為にPCを購入するくらいならば、年賀状サービスに発注した方が断然安上がりですしね。実際、PCでしか出来なかった年賀状作成もスマホとプリンターさえあれば出来るようになっていますし、ワード・エクセルに代表されるPC専用だと思われていたソフトも、現在ではスマホで代用できるようになってきています。まさに時代の変化なんですね。
しかも今回ご紹介した年賀状アプリのように、10枚程度であれば2,000円以下で年賀状を作れるサービスがスマホから利用できるのですから、手軽で簡単に年賀状を作れるスマホ年賀状アプリの需要が高まってくるというのは必然なのでしょう。
毎年市販の年賀状を購入していたという方、またわざわざ印刷会社の店頭に行って年賀状を発注していたという方。今年はちょっと違った方法で年賀状を作ってみてはいかがでしょうか。可愛くオリジナリティー溢れる年賀状が簡単にできますよ!