『セフィロト~時の世界樹~』は、女性向けブランド「オトメイト」のキャラクターが作品の枠をこえて登場するカードバトルゲームです。
「薄桜鬼」「DIABOLIK LOVERS」「緋色の欠片」など、オトメイトファンなら誰もが知っているゲームのキャラクターたちが同じゲーム内に登場する・・・・・・例えるなら、「スーパーロ○ット大戦」の乙女ゲーム版ですね。これは絶対に面白いに決まっている!!
というわけで、今回は乙女ゲームが大好きな私が『セフィロト~時の世界樹~』を初見レビューしてみたいと思います。
ゲームシステム
プレイヤーの最初のパートナー(ボイスパートナー)を選択肢から選びます。何故か選択肢は、薄桜鬼の土方・沖田・斎藤/ディアラバのアヤトの四人だけ。とりあえず私は一人だけ作品の異なる逆巻アヤトを選びました。
すると、すぐに「逆巻アヤト」のレアカードを貰えました。
その後、アヤトを選んだからかどうかは判りませんが、スバルとライトも貰えました。イラストはどれも綺麗なので、逆巻兄弟を全員集めたくなりましたね・・・・・・!
無神兄弟もいるのかな。
まぁ、こんな風にカードを集めるだけでも楽しいですが、『カードバトルゲーム』ということでバトルもさせたいと思います。
探索
探索ステージを進めていくと、魔神というモンスターに遭遇します。
そうしたら、所持しているカード(=パートナー)で編成した討伐グループで魔神を倒します。
パートナーは他のパートナー(魂)と合成させて強化することも出来るので、強い魔神に遭遇したときのためにあらかじめ強化しておきましょう。
また同じパートナーが複数ある場合、それらを合成させるとレベルの上限を上げることができます。(上限進化)
レベルを上げて上限を解放して・・・・・・を繰り返せば、最強のパートナーを作ることが出来るという訳ですね。元が乙女ゲームとは思えないカードバトルゲーム定番の遊び方です。
パートナーを召喚(獲得)できるガチャは数種類ありますが、最初のうちは『ハーツ』というポイントを消費して回せるガチャで、最低限のパートナーを集めればいいのかなと思いました。
そのハーツを消費する『ハーツガチャ』は、一日一回無料で回すことができます。ただ、レアパートナーは少し出にくいかな、という感じです。
『ジュエル』を消費するレア確定ガチャもありますが、無課金で進めたいという人は、報酬で貰えるガチャチケットを待つしかないかもしれません・・・・・・。
しかし、ガチャは課金より『運』です。それに、最初に貰えるパートナーを強化していけば十分に使えると思うので、マイペースに進めていくことをおススメします。
コミュ
コミュでは他のプレイヤーとチャット形式で会話が出来るみたいです。好きなキャラクターについて話したり、フレンドを募集したり、攻略法について質問してみたりするのもいいかもしれません。
これは、ソーシャルゲームならではのシステムなので面白いなーと思いました。
ただし、いくら面白いからと言っても人を傷つけるようなことを書きこんでは駄目ですよ。マナーをしっかり守ってこそのゲームです。
キャラクター
『セフィロト』登場タイトル
- 薄桜鬼/薄桜鬼SSLシリーズ
- AMNESIAシリーズ
- 緋色の欠片/ヒイロノカケラシリーズ
- DIABOLIK LOVERSシリーズ
- CLOCK ZEROシリーズ
・・・・・・などなど!!
詳しくは、公式サイト【http://www.otomate.jp/sephirot/】の「セフィロト参加タイトル」をチェックしてみてください。
総合評価
『セフィロト~時の世界樹~』を楽しくプレイするには、『オトメイト』作品をある程度知っている・・・・・・というのが条件になってしまうのかな? と思います。
私自身オトメイトさんは以前から知っていて、絵柄もかっこよくて大好きなのですが、正直知らない作品も多く、最初は戸惑ってしまいました。
なので、オトメイトを全く知らない人がプレイするとなると、世界観やキャラクターを理解するのに時間がかかってしまい、最後までプレイし続けることが果たして出来るのか・・・・・・そこが不安なところです。
ただ、オトメイトファン向けのスマホアプリとしてはよく出来ていると思います。
世界観もオトメイトならでは!!というファンタジーな感じなので、ゲームファンにはたまりません。キャラクターたちのイラストは限定の描き下ろしだったり、ゲーム公式イラストレーターさんが異なる作品のキャラクターを描いていたりと、ここでしか見れない・読めないものが沢山あります。
オトメイトゲームが好きな人・イケメンが好きな人には、かなりおススメしたいです。
そんなことを踏まえての総合評価は、100点満点中/60点。やはり、ゲーム自体のプレイヤー層が限定されてしまうので・・・・・・。
でも、特定の人が楽しめる「マニアック」なゲームというのはここ最近あまり無いので、私はこのままがいいと思っています。
実際、ゲームを始めたらフレンド申請が一気に来ました。つまり楽しんでプレイしているユーザーは大勢居るということ。それに、ゲーム自体のクオリティも高い。今回の60点は、とっても意味のある60点だということを最後にお伝えします。