最弱ゴブリンからの下克上RPG。
転生した主人公が敵を狩って、仲間に引き入れたり食べて力を増強したりとかんり評判も良く楽しめる内容となっています。
口コミも評価が高く、無料で楽しめるおすすめアプリとなっています。
元々はライトノベル発祥のストーリー!
アルファポリス社から刊行されている金斬児狐先生作の大人気ライトノベル『Re:Monster』シリーズを原作としたスマホ向けリアルタイムRPGで、原作と同じく不運な死を遂げた主人公が目を覚ますと、異世界に最弱モンスターであるゴブリンに転生していたというストーリーが展開する。
しかし最弱モンスターであっても、喰えば喰うほど強くなる「吸喰能力」という特殊なスキルを持っていて、急速にレベルアップしていく主人公。
あっという間にゴブリンたちのトップに君臨し、人間だった頃の知識も活用して弱肉強食の異世界をどんどん成り上がっていく。
どんなゲーム?
原作ストーリーの通りプレイヤーは生まれ変わってゴブリンとなり、集めた仲間たちと共にアビリティを駆使して強力なモンスターたちとのバトルなど様々なクエストに挑む。
まずはスタミナを消費して「狩り」に出て、モンスター狩りに挑戦。
狩りはリアルタイムバトル形式で、プレイヤーは編成しておいた6体ユニットのパーティーを配置し、フィールド内の3×3マスを移動させながら敵を迎え撃つ。各ユニットは表示された攻撃範囲内に入ってきたモンスターに自動的に攻撃をしてくれる。
いわゆる「タワーディフェンス」「ラインディフェンス」と呼ばれるゲームシステムだ。
リアルタイムで敵の侵攻や戦術が変化していくので、プレイヤーはその変化に対応し、各ユニットの特性を活かすように動かしていかなければならない。
例えば、近接攻撃と防御力の得意なユニットを前衛に配置しているだけでは、後衛にいる遠距離攻撃ユニットが敵の攻撃を受けて潰されてしまうので、状況によっては前衛を下げて守勢に転じる必要がある。
このように素早い判断と的確な操作が求められる、タクティクス性とアクション性の高いゲームで、やり応えは充分にある。
そしてプレイヤーのユニットとのバトルが展開される「大戦」では、手持ちユニットを全て使った総力戦という「狩り」とは大きく異なるシステムによって進行する。
画面下に次々と手持ちユニットが送り込まれてくるので,プレイヤーは各ユニットをそれぞれの戦場へとユニットを送り込んでいき、画面上部に表示されている対戦相手のゲージを減らしていく。
制限時間内に相手のゲージを削りきることが目的だが、ユニットの相性を考えたり、各ユニットのアビリティを駆使して優勢を確保しなくてはならない。
また様々な種類のユニットを活用することで、プレイヤーのカラーゲージを光らせることができ、全種の光を点灯させることができると「フィーバーモード」に入り、突入ユニットをガンガン戦場へと送り込んでいくことができ、相手に大ダメージを与えることができる。
つまり狩りモードとは違い、数多くの種類のユニットが必要となるので、6体の強キャラに偏ることなく、幅広くキャラクターを育成していく必要性が生まれる。
愛着があるけれどもう狩りでは使えなくなった、というキャラクターでも再活躍できる機会を与えることもできるのだ。
グラフィック
キャラクターは豊富で、日本のゲームらしくどれもSD調の可愛らしいデザイン。
亜人、人間、獣と、個性のバリエーションも高く、キャラクター集めが本作の楽しみの一つにもなる。またキャラクター同士を配合することで進化したり新しいユニットを生み出すことができたりと、楽しみは尽きない。
グラフィックはSD調のキャラクターデザインに合わせて全体的にファンシーなものに統一されていて、愛嬌がある。
特に施設を強化すると温泉などの楽しげな施設を作ることもできて、画面はどんどんにぎやかになる。
総評
多彩なキャラクターと戦略性の高いゲーム性で、飽きることなくゲームを楽しみ続けることができる。
狩りでバトルに勝利すると、そこで狩った敵は仲間に加えることもできるし、原作さながら「喰って」己の力にすることもできる。
さらに装備の入手、そして仲間ユニット同士の配合による進化など、内容は盛りだくさん。
このように狩りで得られる成果だけでも多種多様なものがあり、とにかくコレクション性が高くて熱中してしまうのだ。
またゲームシステムも力押しだけにならない設定になので非常にゲーム性が高く、クエストの難易度も高めなので、単なるコレクションゲームではない、飽きのこない奥深さのあるゲーム、という印象がある。
ただそれだけに、もっとライトにゲームを楽しみたいという人には、難易度が高すぎるし、プレイ時間も多く必要なため、あまり向かないと思う。
とにかく「骨のあるゲーム」「やり込み系のゲーム」を望む人には最適。