黄昏ウィズ – Twilight Invocation -

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infinity-S™

ゲーム, ノベル

プレイレビュー

投稿日:2015年09月13日

投稿者:サチオ

両親を亡くした兄妹が遭遇する、不思議な体験を描くビジュアルノベル『黄昏ウィズ – Twilight Invocation -』。

シネマティックノベル『infinity-S™』がお送りする無料ノベルゲームで、プレイ時間は目安として30時間ほどとなっております。

やや複雑な内容ながら、誰にでも理解できる簡単な単語ばかりを使用しているので、しっかりと読めばハマり込むこと間違いなし!

2回読んでも楽しめるストーリーになっています。

ストーリー

「またこんなところに来ていたのか。」

お墓の前に座り込む少女・八重樫晴海と、その少女を優しく見守る兄・八重樫晴人。

最愛の両親がこの世を去ってから1年。

彼女は今もなお、定期的に墓石の前で手を合わせている。

両親は共に心臓に疾患を抱えていて、避けることが出来ない出来事だった。

彼にとって最愛の両親がこの世を去ったことは辛い出来事であることは間違いなかったが、しかしそれでも悲しんで死んだ人間が蘇るわけではないと割り切り、辛さを乗り越え前を向いて生きようとしていた。

しかし妹は未だその辛さから解放されずにいた。

兄との会話の中で時折のぞかせる笑顔。

両親が望んでいたのは、間違いなく彼女のこの笑顔。

兄の前向きな姿勢に感化された妹は、両親の墓石の前で兄のように前向きに生きていくことを心に誓うのであった。

涙を我慢したその瞳には、どこか希望に満ち溢れていた。

翌日 ―――

学校の都合でまともな時間を割くことが出来なかった晴人は、改めて墓参りをしようとしていた。

バイトで貯めたお金で小さな菊の花束を買い、墓石の前の花瓶に供える。

「父さん、母さん、俺達頑張っているよ。」

墓石の中に眠っている両親に話しかける晴人。

簡単に墓石の周りを掃除して、線香をあげてからその場を離れた。

近くの神社でお参りを済ませ、岐路に就こうとしたそのとき。

《・・・・迷える若き青年よ。お主は何を望む・・・・》

後ろのごこからか声が聞こえてきた。

振り返っても誰もいない。

不思議と恐怖心は無かったが、単にその声の主を知りたいと思った。

《こちらに来なさい・・・・
お主のその人生、わらわが良きものにしてやろう》

晴人には何を言っているのか理解出来なかった。

というよりも、誰もいない空間から声が聞こえること自体が異常だ。

目をつぶった次の瞬間、目の前には着物のようなものを身に纏った”女の子”が立っていた。

月宮翡翠 [つきみやひすい]

それが彼女が名乗った名前だった。

「お主は何やら悩み事が多そうじゃが、その悩み、わらわに打ち明けてみないか?」

悪いようにはしないという彼女の言葉を警戒すべきなのであろうが、彼女の優しそうな表情を見ると不思議と体の力が抜けてるような感覚がした。

期待していたわけではないが、晴人はその不思議な翡翠を前に、両親と妹の話をする。

「お主の幸せを、わらわが実現させてみせようか?」

晴人はその言葉の意味が分からなかった。

「そろそろ時間が迫っておる」

そう言うと、翡翠は急に頭を押さえ始め、何かに苦しむような素振りを見せる。

「もしもわらわと話がしたければ、もう一度この場所にくるのだ。」

そう言うと、晴人に目を瞑るように命令し、晴人が目を閉じた次の瞬間にはいなくなっていた・・・・・はずだったが、目の前にはどう見ても先ほどの女の子が立っていた。

しかしその雰囲気は先ほどの女性とは大違いで、彼女もそこに立ち呆けているだけだった。

「え?あ、私、月宮和葉って言います。」

彼女自身もなぜそこに立っているか理解しておらず、月宮翡翠という名前を知らないという。

何も知らない彼女と話しても何一つ得られる情報は無く、何も理解出来ないままその場を離れた。

ある日の夕方

用事を済ませ、家に帰りながら両親のこと考えていた。

気がつくと晴人の足は先日の神社へと向かっていた。

そこには誰かがいるような気がしたが、人の姿はおろか、人の気配すらなかった。

しかし次の瞬間、空間に歪みが生じているのか、くらくらとめまいに襲われる。

地面に大きな魔法陣のような円が現れ、その円の線に対応して光が覗き込んでくる。

得体の知れない恐怖に打ちひしがれながら、逃げることもできないその体を強張らせる。

すると魔法陣の中から声がした。

《黄昏の値に生れ落ちた救世主よ、神の国での英雄となれ。
そうして、ボクたちの運命、神の国をも取り戻すのだ。》

すると目の前にコスプレでもしているかのような女の子。

「ボクの名はユウリス・サーラ。
神に仕える唯一の魔法使いで、漆黒の闇に包まれた世界を
神の施しによって紐解いていく。」

一言で言えば美しく、紫かかった白色の髪もまたその可愛らしさを増幅させていた。

「これからハルトは神の国の救世主だ」



不可解な出来事が続き、神の国の救世主となってしまった晴人。

そして『ネヴァーランド』で彼が見たものは・・・・・。


登場人物

八重樫 晴人(やえがし はると)

明陵学院高等部に通う晴海の兄。

唯一の家族である妹を、シスコンと自覚出来るほどに大切にしている。

前向きな姿勢とは裏腹に、家族がいなくなった環境にどう適応していけばいいのか悩み続けている。


八重樫 晴海(やえがし はるみ)

中等部に通う晴人の妹。

両親を亡くして1年が経つ今も、両親のしから立ち直れずにいる。

唯一の家族である兄にいつもべったりくっついており、兄を心のそこから慕っている。


月宮 翡翠(つきみや ひすい)

晴人の前に突然現れた少女。

限られた時間しか現世に降臨できず、晴人の幸せを実現出来ると言い残し消えてく。

その体は月宮和葉のもので、翡翠が現れている間の和葉の記憶は一切無い。


小鳥遊 栞夏(たかなし かんな)

同じ明陵学院に通う晴人の幼なじみ。

隣に住んでいるということもあり、晴海の次に一緒にいる時間が長い。


ゲーム内容

0章のプロローグに始まり、8章まで続くビジュアルノベル。

基本的にはタップして読み進めていくだけのゲームです。

全て無料で読むことが出来るので、安心して楽しめます。

まだ全てを読んでいなくとも、最終章に飛ぶことも出来るので、先が気になるという方は一気に最終章を読むことも出来ますが、話が若干ややこしいので飛ばすと意味が分からなくなる可能性が大です。

時系列が複雑で、しっかりと順を追って読んでいっても分からなくなる可能性がありますので、過去ログ等をしっかり確認しながら読み進めることをおすすめします。


メニュー

画面右上にあるボタンからメニューを開くことが可能です。

  • セーブ ⇒ どこでも任意のポイントでセーブすることが可能(72セーブ可)
  • ロード ⇒ セーブしたポイントから再開
  • バックログ ⇒ 同じ章の間であればこれまでのログを見直す事ができる
  • コンフィグ ⇒ テキストスピードやボリュームの設定が可能
  • スキップ ⇒ 早送り機能になっており、タップすれば通常状態に戻る
  • オートモード ⇒ 自動的に物語が進む
  • スクリーンショット ⇒ 現在のシーンを画像で保存します
  • シーンセレクト ⇒ 0章~8章まで自由に選択可能
  • シャットダウン ⇒ アプリを終了します
  • リセット ⇒ これまでのセーブ等の記録をリセットします



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