2016年に日本で最も注目されたシンガーソングライターピコ太郎の公式ゲームアプリ『ピコ太郎PPAPラン』がひっそりと2017年1月11日にリリース開始!
アプリ名から分かる通り、マリオラン的なアクションランゲームです。
絶対につまらないだろうと思いつつも、人気タレント(筆者はその面白さが未だに理解できていないが・・・)の公式アプリという事でインストールしてみたところ、これが意外に面白かったという結果に。
本家ラン以上にシンプルな作りになっていますが、シンプルであるが故に意外に難しいという、レトロゲームに精通する面白さを持っています。完全に時間つぶしの為のゲームですが、レトロゲームが好きな方であれば結構ハマるのではないでしょうか。
遊び方
『ピコ太郎PPAPラン』では画面にボタンが2つ配置されており、この2つのボタンを使って敵を攻撃しながら進むアクションランゲームになっており、ゴールは恐らくありません。どれだけハイスコアを獲れるかという事を競い合うゲーム。
勿論、ピコ太郎公式ゲームなので、出現するモンスターはアップルとパイナップルのみ。ペンはどこ行った?と突っ込みたくなりますよね。しかし公式HPによると、一応敵にペンを指して倒しているらしいです。敵を倒すときも「アポーペーン」「パイナッポーペーン」と本人の声で叫んでいるので、一応期待通りの内容に仕上がっているという事でしょう。
ピコ太郎は画面左に固定されており、右方向に進行していきます。これは本家のランゲームと同じですね。ただし、『ピコ太郎PPAPラン』では障害物が一切なく、迫りくる敵を倒すだけのランゲームとなっています。敵に当たると即ゲームオーバーです。
画面下に配置されている2つのボタンの内、左のボタンを押すとジャンプ。ジャンプでタイミングよく敵を踏みつければ敵を撃退してスコアを獲得できます。
ジャンプ中に左ボタンを押すと勢いよく地面にダイブするのですが、タイミングよく敵にダイブするとハイジャンプとなり、ミスをして地面にダイブすると倒れ込み1秒程度身動きが取れなくなってしまいます。敵が連続で迫っている時に無理にダイブすると、あっという間にやられてしまいますので、ダイブは慎重に使いましょう。
敵は地面と、ハイジャンプでようやく届く高さの2パターンで襲ってきます。上空の敵を倒すためにジャンプ→ダイブ→ハイジャンプしても、シンプルに上空の敵にやられるだけになってしまいますので、ハイジャンプしたらタイミング良く右ボタンを押します。
右ボタンは攻撃ボタンで、ジャンプ中にのみ使えるようになっています。
この他にも、右ボタン攻撃はジャンプの距離を延ばすことが可能ですので、敵の目前に着地してしまいそうな時は右ボタンで滞空時間を延ばして上手く敵を回避しましょう。
Dance Time
発動条件は不明ですが、一定数の敵を倒すと「Dance Time」が発動します。
背景の色が変わり、ピコ太郎が光っているのが分かると思います。ダンスタイムの間はピコ太郎は無敵になりますので、この間に敵を倒してスコアを伸ばしましょう!
スコアの稼ぎ方
スコアといっても、結局は「敵を倒した数=スコア」ということなのですが、連続コンボを決めるとボーナスポイントがもらえます。
10コンボにつき+10ボーナス貰えるようになっていて、20コンボ到達時も+10、30コンボ到達時も+10という感じです。節目で何かしらの恩恵がある可能性もありますが、私は40コンボが限界だったので未確認です。
この他のポイントの稼ぎ方は恐らくないと思われますので、敵を踏んで攻撃して、コンボを狙いつつハイスコアを目指しましょう!
コイン
ップ画面でピコ太郎をタップすると別画面が表示されます。
獲得したスコアは毎回コインという形でプールされているようなので、このコイン一体何に使うのだろうと思ったら、恐らくここで何かゲット出来るのでしょうね。
ただ、コイン1000枚貯めても何も入手出来なかったので、もしかするとランで一定までいくと何かゲットできるのかも?
一応スコア100を超える所までは進みましたが、それでも何もゲット出来なかったので、ここで何が貰えるのか、または何が出来るのかは不明です。
ゲーム評価
『ピコ太郎PPAPラン』のようなシンプルなゲームは大好きですね。
操作感度もやや低めに設定されているので、思った通りに動かないというもどかしもPPAPランの醍醐味と言えそう。慣れるとある程度思ったように動かせるようになりますが、それでも私はスコア「105」が限界でした。
でも、時間を持て余しているようであれば、また遊びたいなと思わせてくれる内容に仕上がっていると思います。
唯一残念なのは、コインを稼いで何をするのか表示されていない事。このせいで何を目指せば良いのか分からないので、多くの方がモチベーションが保てないのではないでしょうか。公式HPにすら何も書かれていないので、ちょっとその点だけが残念ですね。