Sigonoが提供する「OPUS-地球計画」は、非常に重厚な物語が語られるストーリーゲームです。
画面をスライドさせながら宇宙を探索しながら様々な星を調査していくことが目的ですが、作業としては地味ながら宇宙を漂っているような感覚でプレイできる不思議なゲームとなっています。
ストーリー
物語の部隊は数十万年後の世界、そこでは地球が神話の中の存在となっていました。
人類は再び自分の故郷へと戻るために「地球」を探し出すため、人工知能ロボットを用いて探索を行うというストーリーです。
公式のアプリ紹介
ゲームシステム
OPUS-地球計画は人工知能ロボットを操作して宇宙を探索し、地球との類似度が高い星を捜し出していくことでストーリーを進めていくゲームです。
星はリアルに描かれている一方で、エムと呼ばれる人工知能や宇宙船内の様子は可愛らしくデザインされているギャップが面白いです。宇宙の星々を探索していく画面は次の画像のようになっています。
上の画面は現在いる地点と次の目標地点が表示されていて、ここで重要となるのが星域の名前と座標です。
クエスト自体はこのようなヒントを毎回くれるので、これを利用しながら地球に類似した星をさがしていくというゲームです。
下の画像が探索中の画面で、小さな光でも良いので光っている点にカーソルを合わせると画面中央下部の丸いアイコンが青く変化しますので、そこをタップすることで調査を行えます。
画面自体はスライドで宇宙中を移動しながら探索できるのですが、非常に広大ですので探索しているうちに自分自身がどこにいるのかが分からなくなってきてしまいます。
そこで用意されている便利な機能として、右下にある丸いアイコンを押すことで初期地点にすぐに戻れますので、迷子になった場合に利用していきましょう。
次に、星の調査中画面はこちらです。
調査した恒星の周りを回る惑星毎に、地球との類似度が表示されます。
基本的には数パーセントの白文字で書かれたものばかりですが、目標地点を正確に調査すれば上の画像のように緑色の文字が出現します。
下の画像がその星をより精密に調査したもので、発見した星は自分の好きなように名前をつけることができるようになっている点も楽しめますね。
クエスト対象の星をみつけると、毎回宇宙船で調査する画面となってストーリーが進行していきます。
上の画像はストーリー進行中となっていて、人工知能ロボットが独り言を行ったり、博士との会話をおこなったりしながら進んでいきます。
ストーリーを読み進めていくと分かりますが、とにかくこの人工知能ロボットのエムが可愛く一生懸命ですのでついつい応援したくなってしまいます。
下の画像が宇宙船内部を表した状態ですが、クエストを進めていく度に電力が回復していき宇宙船の中のタップできる場所も多くなっていくという街育成系の要素も備えられたゲームとなっています。
総合評価
操作としては非常に単純で、ヒントとなっている座標を元に恒星を見つけて調査を行うという作業をずっと繰り返していくだけです。
ただ、調査を行って行く度に進行していくストーリーが秀逸で、まるで短編小説を読んでいるような感覚でプレイ出来るようになっているところが素晴らしいと感じました。
果てし無い宇宙を体験できるゲームとなっていて、まるで自分自身が宇宙を漂っている感覚で遊べるのも嬉しいですね。
余談ですがニュースになったように39光年先に地球に良く似た星が発見され、水が存在する可能性もあるというような宇宙の不思議や移住計画などのSFモノの話が好きな方にピッタリなアプリだと思います。