2010年にフューチャーフォン(ガラケー)用ゲームとして、FINAL FANTASYシリーズの新作として登場した「FINAL FANTASY LEGENDS 光と闇の戦士」が、一部リマスターされて新たにスマホアプリとして登場!
家庭用ゲーム機のみならず、PC用ソフトとしても発展を続ける正規シリーズを余所目に、過去のFFのシステムを組み込み、よりFFファンに馴染みやすいFFシリーズとしてリリースされた作品。
”新しいものを作り上げる”FFシリーズに対し、FF Legensでは”古き良きものを新しく”といったイメージで、どこか懐かしささえ覚えるような内容になっています。
懐かしくも新しいスマホ対応の「FINAL FANTASY LEGENDS 光と闇の戦士」をご堪能下さい!
購入
Android版の場合1,700円で全てダウンロードが可能です。
iPhoneに関しては序章のダウンロードは無料ですが、章ごとに購入制となっており、詳細は以下の通りです。
- 第1章 240円
- 第2章 600円
- 第3章 600円
- 第4章 600円
- 第1章~第4章セット 1,700円
- ネプチューンBGM 600円
Androidの場合ネプチューンBGMへの変更はダウンロード後すぐに可能ですが、iPhone版ではアプリ内での追加購入が必要となっています。
全ての章とBGMの購入で2,300円とアプリとしては少々高い値段になってしまいますが、FFはこだわりたい!という方にオススメです。
ストーリー
かつて、世界は戦乱に明け暮れていた・・・・
だが大いなる理想を掲げるアヴァロン帝国の尽力によって世界は平和を取り戻し、新たなる発展の時代を迎えていた。
のどかな小国で希望に満ちて暮らす少年達。
過酷な北の大地より、任務の為に飛行艇に乗せられた少年達。
邂逅(かいこう)するとき、かつてない輝きを放つクリスタル。
その輝きは、果てしなく広がっていった。
訪れる静寂。
そして世界は光と闇へ ―――
ゲーム概要
FFファンであれば間違いなく懐かしいと思える作品!
FFⅦ以降は恋愛がストーリーに組み込まれ、より我々プレイヤーを感動させることとなったが、そこにFFが忘れていたものもあった。
スーパーファミコン時代のキャラクターは2Dのドット絵で描かれており、当時からFFのドット絵クオリティは高く、そのクオリティがある種FFらしさを表現していた。
その時代のFFをリアルタイムで体験している方であれば、FFといえば2Dドット絵のサイドビューバトルという印象が強いと思うが、FF Legendsではこの過去のFFらしさをそのまま現代に蘇らせ、新たな息吹を吹き込んだのだ!
ガラケー版から一部リメイクされてはいるものの、システム自体はそのまま継承しており、スマホで綺麗に楽しめるようになっています。
ジョブチェンジシステム
FFⅤのジョブシステムと類似した内容になっており、ジョブの変更はいつでも可能で、バトル終了時に獲得するアビリティポイントによって各ジョブのジョブレベルがアップしていきます。
ジョブレベルが一定に達すると、そのジョブの特技「アビリティ」習得することが可能です。
アビリティ
ジョブレベルがアップして習得したアビリティは、他の職業にジョブチェンジした際でも仕様することが可能となっております。
例えば白魔道士の白魔法というアビリティを習得し、戦士にジョブチェンジしたとしても、白魔法のアビリティを付与することで白魔法が使える戦士が誕生します。
このようにパーティーに最低限必要なアビリティを先に習得させ、その特定ジョブがメンバーに存在せずとも、そのジョブのアビリティが使用できるようになります。
ただし、すっぴん以外のジョブとして戦闘に参加する際はアビリティは1つしか選択できません。
すっぴん時であればアビリティは3スロット空いており、必要スロット数が1のアビリティコマンドであれば3個まで付与することが可能です。
ジョブ | 習得アビリティ1 | 習得アビリティ2 |
---|---|---|
戦士 | 戦技(戦技が使用可能) | はんげき(敵の物理攻撃に一定確率で反撃) |
モンク | ためる(次攻撃の攻撃力アップ) | カウンター(敵から受ける攻撃を一定確率で無力化⇒反撃) |
シーフ | とんずら(戦闘から逃げる) | ぬすむ(敵からアイテムを盗む) |
白魔道士 | 白魔法(白魔法が使える) | 精神統一(戦闘中のMP消費が半減) |
黒魔道士 | 黒魔法(黒魔法が使える) | 魔力集中(魔法攻撃の威力が1.5倍) |
召喚士 | 召喚魔法(召喚魔法が使える) | よびだす(MP消費無しでランダムに召喚) |
赤魔道士 | 白黒魔(白・黒魔法が一定Lvまで使える) | 魔封剣(次の行動までに使われた魔法を一度だけ無効化しMP吸収) |
竜騎士 | 竜技(竜技が使える) | ジャンプ(上空へジャンプし、敵1体に大ダメージ) |
レンジャー | てあて(戦闘終了後に全員のHP/MPを少量回復) | 援護(次の行動まで味方の攻撃に追撃して敵を攻撃する) |
吟遊詩人 | 歌う(歌が歌えるようになる | |
暗黒騎士 | 後列斬り(後列でも前列同様のダメージを与える) | ひきつける(敵の攻撃を自身にむけさせる) |
メモリスト | メモランダム(※1) | メモリーズ(※2) |
踊り子 | 踊り(ランダムで回復や状態異常の解除を行う) | |
ナイト | 聖剣(聖剣が使える) | かばう(瀕死の仲間を敵の攻撃から守る) |
忍者 | 忍術(忍術が使える) | 投げる(所持している武器を投げて敵を攻撃する) |
導師 | 祝福(味方全員のHPを回復する) | 属性耐性(属性の耐性を得ることが出来る) |
魔人 | 精神波(味方全員のMPを回復する) | 属性強化(全員の属性攻撃を強化する) |
これまでのFFシリーズでも登場せず、今回新たに追加されたのが「メモリスト」。
ステータスはすっぴんよりやや弱い程度で、装備できるものもすっぴんよりやや少ない。
※1)アビリティの「メモランダム」は、戦闘中に使えるアビリティが自身が覚えているアビリティの中からランダムで選択されるので、正直使い勝手が良いとはいえません。
あまり好ましくはありませんが、一人だけ強力な攻撃アビリティのみを保有するジョブをマスターするという手もあります。
※2)これまでの冒険の記憶がHP/MP以外のステータスに反映される仕組みになっており、「ちいさなメモリーなら+3、すてきなメモリーなら+5、だいじなメモリーなら+10」といった感じで、これまで体験してきた冒険の内容でステータスがかなりのものとなります。
フュージョンアビリティ
セットしたアビリティの組み合わによって、より強力なアビリティを生み出します。
攻略情報に頼るのもいいかもしれませんが、FF初期は攻略本を買って見る事しかできなかったからこそ面白かったものです。
今のように何でもインターネットで検索すれば答えが見つかるというのは、正直RPGではご法度です!
是非様々な組み合わせを試して、最強のFアビリティを探し出してください。
グラフィック
ガラケー時代のグラフィックを一新しており、かなり綺麗なグラフィックに生まれ変わっています。
しかしさすがFF Legendsとでも言うべきか、FF初期のドット感をのこしつつより綺麗に仕上げてくるところがさすがです。
FFファンの期待を裏切らないですよね!
音楽
こちらもグラフィック同様、ガラケー時代には使えなかった音色等を使用して、BGMなども新たにリメイクされています。
勿論オリジナル版の原曲の雰囲気を崩さず、より壮大な音楽になっております。