DeNAが提供する『Monster Builder: Craft, Defend』はDNAを組み合わせて新しいタイプのモンスターを生み出して攻略に用いるストラテジーゲームです。

DNAの組み合わせは１００種類以上あり、さらにPvPや友達との共同研究などの豊富なコンテンツを含みます。

敵の特性に合わせた自分だけのモンスター軍団を手に入れましょう。

ストーリー

ある日世界の各所に正体不明のポータルが開き、そこからモンスターが溢れ出して都市を破壊し始めました。
人類はどの武器を使っても傷ひとつ付けることが出来ずにお手上げ状態でした。
そんな中、あるDNA工学博士がモンスターに立ち向かう術として、モンスターに打ち勝てるモンスターを作り出しました。
モンスターたちから採取したDNAを組み合わせて、世界各地のポータルを破壊していくという話です。

ゲームシステム

このゲームは基地を強化することで戦闘を有利に進めることができます。
最初に自分の基地を表示させた画面がこちらです。

奥のゲートに入っているキャラクターはヒーローモンスターと呼ばれるもので、スキルを持っている強力なモンスターです。画面手前の部分には強化できる施設が並んでいます。

通常モンスターをセットするものはレベルを上げると、セット可能なモンスターのコストが増加したり、再召喚するまでの時間を短縮したり出来ます。

その他、バトルに連れていく通常モンスターの数を増やすものや、ヒーローモンスターを召喚する際に必要なMPの回復速度を早めるものなど、バトルで役立つものが多数ありますので、少しずつレベルを上げていきましょう。

バトル

実際のバトル画面がこちらです。

画面中央から上には召喚したモンスターと敵が自動で戦う画面が表示されています。左下のノートパソコンがあるところのキャラクターが通常モンスターで、タップすることで画面左上にある穴から召喚できます。

通常モンスターは一定のクールタイムが経過する度に再召喚できますので、どんどん出撃させましょう。

画面中央右にある青いゲージはMPを表していて、時間経過とともに増加していきます。

MPの使い道としては、右下に表示されているヒーローを召喚したり、召喚済みのヒーローの固有スキルを発動したり出来ます。特に後半は、このスキル使用のタイミングで戦況を一変させることも可能ですので、使用する状況を見極めましょう。

バトルは敵が出現する「ポータル」と呼ばれる右側の穴を破壊することで勝利します。

ヒーローモンスターの性能は自分の基地にて確認することができますが、その画面がこちらです。

HPや攻撃力・防御力などのステータスが表示されている他、固有スキルの説明もあります。

バトル中にMPを消費して発動するものが「ACTIVE」、常に効果の現れるものが「PASSIVE」の欄に書かれていますので、ここをよく読んでチームを編成すると良いでしょう。

また、ステージをクリアしたときにも経験値がもらえてレベルが上がっていきますが、左下の強化ボタンから素材を選択することで多くの経験値が得られますので利用しましょう。

ガチャ

最後に、ガチャシステムの説明画面がこちらです。

「クリスタル」というアイテムを500個用いて1回、2200個で5回召喚することができます。

星３と星４の出現確率が表示されていますが、期間限定で星４の確率が向上するイベントもありますので、その時までクリスタルを貯めておくことをおすすめします。

総合評価

２次元で描かれたモンスターは格好いいものから可愛らしいものまで豊富なデザインがあります。バトル時にワラワラ動くモンスター達は細かいところまで良く動きますので見ているだけでも楽しいです。

マップの背景も近代的でメカニックなイメージをそのまま表現できていて、世界観を引き立てています。

システムとしてはタワーディフェンスゲームですが、通常モンスターはクールタイム毎に召喚できる一方で、ヒーローモンスターはMPを使用して召喚するシステムが戦略性をより奥深くしていると思います。

また、同じ見た目でもDNAの組み合わせで能力が異なる点も、一見弱そうでもかなり使えるモンスターに仕立て上げたりできますのでやり込み要素満載です。

総合評価としては100点満点中80点くらいです。

口コミ

GooglePlayにおけるレビュー評価は「平均4.1点」とイマイチ。

口コミ内容を見る限りでは、広告が多いという事なのですが、純粋にゲーム性にだけ焦点をあてればかなり高評価になるのではないかと思っています。

総合評価でも記載したように、やり込み要素が多いので、長くじっくり遊ぶことが出来ると思います。

口コミ数はさほど多くありませんが、ほとんどの内容がバグに関するクレームや、カードシステムの説明不足からくる指摘なので、そういった点が評価を下げている要因でしょうが、ゲーム自体は十分に面白いので、興味がある方は是非プレイしてみて下さい。