『Last Empire-War Z』はゾンビが出現する世界を舞台にした戦争ストラテジーゲームで、世界で1000万DLを達成しているゲームがついに日本にもやってきました。
拠点に基地を作りながら軍備を整えて、戦場へと出撃していくストラテジー要素と、洋物ゲームの中でも特に根強い人気がある「戦争」「ホラー」を融合させた、欲張りなシミュレーションゲームとなっています。
全世界のプレイヤーと協力しながら最強の軍を作りましょう。
ストーリー
ゲーム開始時点から拠点にゾンビが大量に押し寄せてきている状況です。
プレイヤーは拠点の指揮官となり、定期的に現れるゾンビの大群から拠点を守るために中の設備を発展させていきます。
また、他のプレイヤーの拠点を制圧することも可能で、奪った資源でさらに軍を増強していきながら、ゾンビ制圧を目指しましょう。
ゲームシステム
このゲームは自分の拠点に様々な施設を作り、資材を確保して軍備を増強していきます。
拠点を表示している画面が次の画像です。
様々な施設を建設していますが、各施設に表示されている数字は施設レベルを表しており、この数値が高くなればなるほど施設の効果も上昇していきます。
施設には兵士を募集するための訓練所や一定量の食料の消費を打ち消してくれるバイキングレストラン、時間経過で燃料や食料を生産する油井や耕地など色々とあり、さらに建設するだけでなくアップグレードにより施設レベルを上げていきます。
まんべんなくレベルを上げていきたいところですが、施設の建設やアップグレードは1度に1施設しかできず、後半になるとかなりの時間を要するので計画的に上げていかなければなりません。
また、ちょっとした暇つぶしの要素として、拠点の外にゾンビが沸いて出てくることがあり、これをタップで潰すと食料や資材を手に入ることがあります。
人型でうろうろしているものがゾンビですので、タップでプチプチ潰していきましょう。
その際、なぜゆえにここまでリアルを追求したのか不思議でなりませんが、結構グロイ音がするので、苦手な方は音量を下げることをお勧めします。
次に、自身の拠点から外にでてみると、そこはゾンビが溢れる世界となっており、フィールド上にはゾンビや他プレイヤーの拠点、採集所などが点在しています。
フィールド画面を表示させたものがこちらです。
他のプレイヤーの拠点には国旗が掲げられていて、アプリインストール時点にいた国の国旗に設定されるようです。
周囲を見渡せば、実に様々な国々で人気のあるゲームであることが分かります。
フィールド上の敵や他プレイヤーの拠点に攻め込むためには兵士を派遣する必要があります。
自身の拠点の訓練所で兵士を増やし、どんどん資源を奪いにいきましょう。
最後にゲーム内アイテムである「ダイヤ」についてですが、こちらはフィールド上の敵を倒した際にも得られる可能性がありますが、課金での入手も可能となっています。
ダイヤを用いればショップで様々なアイテムを購入することができます。
ショップなどで手に入る、様々な効果を持つアイテム一覧の画面を表示させたものはこちらで、単発的な補助アイテムから、継続的に使用できるものまで様々なアイテムが揃っているので、計画的にダイヤを使うようにしましょう。
施設建設にかかる時間を短縮させるものや、VIPコースを体験できるもの、兵士の行軍スピードをあげるものなどありますので、自分が最も必要とするアイテムを見極めて購入すると良いと思います。
グラフィック・BGM
全体的に暗い2次元グラフィックで描かれており、ソンビの画像もリアルな仕上がりになっていますが、少し過激な表現もありますので注意が必要です。
BGMは静かながら奇妙なものが流れていて、ホラーの臨場感を引き立てていて全体的に暗い印象を受けます。
総合評価
ストラテジーゲームは施設の役割などをしっかりと把握しておかなければいけないにも関わらず、海外のゲームを移植したということで、日本語のテキストがほとんどおかしい点が残念です。
また、このゲームが移植される前に日本で出ている拠点育成系ストラテジーゲームの方が、システムももっと深い構成となっているため、真新しさはありません。
強みは世界中の人と協力が出来る点とゾンビが出現する点ですので、これらが好きでストラテジーゲームをやりたい方にはお勧めです。
総合評価としては100点満点中30点くらいです。
この手のストラテジーゲームが多く配信されている日本では、ちょっと厳しい風当たりになるでしょう。
口コミ・評判
GooglePlayやAppStoreの口コミを見ていると、批判的なコメントばかりが目に付く状況ですが、全体的な評価点数はどちらも4点台と高いんですよね。
かなり矛盾を感じますが、配信開始当初は「★5を付けたらダイヤプレゼント!」的なことをやっていたのかもしれませんね。
実際、それらしい書き込みもあります。
ダイヤにつられて
全体的に多くみられたのは、不具合の放置だけではなく、とにかく不具合・バグ・エラーが多いという点。
あらゆる言語に対応させて各国で配信していると思いますので、運営側の手が回っていないのかもしれませんね。