Gamedoが提供する『バカハザ〜少年バカボンxバイオハザード〜』は、映画の公開も控え20周年を迎えた『バイオハザード』、そして赤塚不二夫の代表作であり50周年を迎える『天才バカボン』という異色のコラボがなぜか実現した夢のアクションゲームです。
ステージに出現する様々な仕掛けを解きながら進めていくゲーム性は、脱出ゲームのような感覚で遊ぶことができます。全体を通してバイオハザードの怖い世界観が締めていますが、バカボンのコミカルな要素とバランス良く混ざり合った不思議な世界観となっています。
ゲームレビュー
ストーリー
小学校の遠足中にバカボン達は森へ迷い込んでしまい、謎の遺体を発見します。
そのとき現れた異型の野犬に追い回され、必死で逃げることになりますが、ある古びた洋館へたどり着くという所からストーリーは始まります。
アプリ概要
『バカハザ〜少年バカボンxバイオハザード〜』は洋館に隠された様々な謎を解きながらキャラクターの装備を集め、ゾンビ達を倒して物語を進めていくという、ちょっと変わった謎解きゲーム。ちょっとというより、かなり変わっていますよね。
気になるプレイ画面は次の画像のようになっています。
スーファミゲーみたいですよね。
ステージやキャラクターは非常にシンプルなドット絵で表されていますが、ステージ上にある様々なギミックなどを利用して先へ進むためのアイテムや装備などを入手していきます。
ここでは中央にある銅像が何かを持っているので、近くにあった階段を押して近くに移動させてから登ることでアイテムを入手することができました。このように、気になるところはタップで調べていくことで説明分などを見ることが可能となっています。
移動方法は2種類選択することができ、一つは画面上をタップでその場所まで移動、2つ目は画面上を長押しすると出現する十字キーをスライドさせて移動する方法です。
ただ、両方とも操作性が非常に悪く、思い通りの場所へなかなか進めない点が残念です。
もちろんバイオハザードですのでゾンビも登場します。
この画面はゾンビと戦っている状況ですが、ゾンビをタップで攻撃を行います。まだ最初の方ですので遠距離攻撃を出来る武器をもっておらず、ピコピコハンマーで直接殴っているのでゾンビからの攻撃も受けてしまいます。
バカボンや仲間など一人でも死んでしまうとその時点でゲームオーバーとなってしまいますので細心の注意が必要となります。この画面だけ見ると、バイオハザードの要素は皆無ですよね。バカボンが肝試しに挑戦しているだけにしか見えない。もう少しバイオハザード感欲しかったなぁ。
館の構造は複雑になっていますが、どこかで入手できるマップを獲得すると構造を見ることができます。
画面上の緑の部分が既に行ったことのある場所、赤が現在いる地点、黒はまだ行っていないところを表しています。また、黄色い丸の部分はドアを表していますので、次にどこを探索するのかマップを参照しながら考えることが出来て非常に便利です。
次に、キャラクターの状態画面はこちらです。
画面上部にはバカボンのパパと仲間のリストが表示されていて、その下にあるゲージが残りのHPです。キケンな状態で敵から攻撃を受けてしまうとゲームオーバーになる可能性がありますので回復薬などでゲンキの状態まで戻すことが重要です。
また、バカボンの下にあるハンマーが現在装備中の武器で、その下の数値が攻撃力の上昇値を表しています。より強い武器も攻略を進めていくと入手できますのでどんどん謎を解いて先へ進めていきましょう。
最後に、ショップ画面はこちらです。
ここでは様々な特殊アイテムを購入することができます。例えば、敵からのダメージを半減するものや、敵や味方のHPゲージを表示させるもの、インベントリを2倍に拡張するものなどです。非常に高い効果を発揮するものが多いですが、購入には課金が必要となっています。
総合評価
ゾンビと闘いながら館に隠された様々な謎を解いていくのが『バカハザ〜少年バカボンxバイオハザード〜』の最大の魅力ですが、バカボンのパパの存在感が強すぎてバイオハザード館がかなり薄い(笑)
バイオハザード1を模した館はシンプルながら非常に良くできていると感じましたが、バイオハザードと同じくセーブにはタイプライターが必要となりますので、いつでも気軽にプレイという訳にはいかない点や、移動などの操作性が悪い点は少し残念です。
総合評価としては、100点満点中60点くらいです。
口コミ
口コミではちょっと厳し目の評価数値になっています。
まぁ軽い気持ちで作ったゲームアプリだと思うのですが、操作感が悪いのと、セーブの問題などが大きく影響しているのかも。
結構厳しい意見が多く、共通しているのは操作性が悪いというコメント。今からだと改善は難しそうですね。しかし、好意的な口コミも多くあります。
バカハザはどちらかというとレトロゲームに分類される内容なので、多少操作性が悪いくらいが似合っているという事なのでしょうね。操作や難易度に関しては意見が分かれると思うので、見た目が面白そうだったらまずは気軽に遊んでみよう!