NetEase Gamesが提供する『陰陽師』は、平安時代の世界を舞台にしたファンタジー冒険RPGです。
キャラクター毎に設定されたスピードに依存して回ってくる行動順で、コマンドとターゲットを選択していくバトルでは、全体攻撃やバフ、デバフなどを使い分けながら敵の討伐を目指していく戦略性が備わっています。
Android版とiOS版がリリースされており、リリース後はどちらもランキング入りするなど、注目後もなかなかのゲームアプリです。
陰陽師レビュー
ストーリー
人と妖が共存する平安世界が物語の舞台となっていて、妖たちは人びとの間に潜みながら秩序を乱していました。そんな中、闇に蠢く妖たちの前に立ちはだかる一人の陰陽師が登場する。
ゲームシステム
『陰陽師』はプレイヤー自身が陰陽師となって様々なスキルを持つ式神達を集めて「妖」という存在に立ち向かっていくゲームです。
個性豊かなキャラクターには豪華声優陣によるボイスが収録されている他、圧倒的なクオリティで美しい平安世界がデザインされているので、ストーリーにどっぷりと入り込めるように作られています。
最初に、実際のバトル中の画面は次の画像のようになっています。
上の画像では手前が、下の画像では敵を取り囲むように自身のチームの陰陽師や式神達が布陣していますが、戦う相手によって変化します。
基本的には黄色いHPゲージが味方で赤が敵となっているので、複雑な陣形になっても一目で判別できるのは嬉しいポイントですね。画面右側にキャラクターのスピードゲージが表示されていて、一番したにきたキャラクターから順番に行動を選択していくことになりますが、画面右下に通常攻撃やスキルのコマンドが表示されているのでここを選択してからターゲットとなる敵をタップすることで攻撃を行うことができます。
スキルを発動するためには画面下部にある魂のようなゲージを消費しますが、これはチーム全体で共有するものですので、どのターンにどのキャラクターのスキルを発動させていくべきかを考えながら進めていくのが楽しいバトルとなっています。
また、左下にあるアイコンではスキルの自動発動や倍速モードなどを切り換えることができるので利用していきましょう。
次に、式神のステータス画面はこちらです。
左側にはキャラクターのデザインや名前が、右側に詳細パラメータが表示されています。
ここで表示されている「雪女」のように、日本人なら誰もが知っている妖怪やマイナーなあやかしなどが登場しますので、お気に入りを見つけて集めていく楽しみも味わえるように作られています。
また、下の画像が御魂の配置画面となっていて、各キャラクターに6カ所配置する枠が表示されているのが分かると思います。
特定の種類の御魂を複数揃えることで特定の効果が発揮するなど、通常の武器や防具などを集めていくタイプのものよりも一掃奥深いシステムとなっているのでキャラクターの育成も楽しめます。
最後に、ステージ攻略時の画面はこちらです。
画面左側にいる陰陽師を操作しながらステージを探索していきますが、中央にいる敵をタップすることでバトルが開始されます。ステージには敵の他にNPCなども存在していて、会話をしたりバトルを薦めたりと自然な流れで進行していく点も新しくて楽しめました。
総括
口コミ
これがびっくりするほどユーザー評価が高いんですよね。
正直、陰陽師を題材にするというのはなかなかのチャレンジだったと思います。これまでに陰陽師というタイトルで映画化されり、歴史映画に陰陽師が登場することはありましたが、これがヒットするかどうかは一種の賭けですよね。
しかし賭けのようにも思える陰陽師という珍しい題材が、しっかり作りこまれた世界観とゲームシステムに非常にマッチしていて、プレイするとかなりハマってしまいます。息の長いゲームになってくれることを祈るばかりです。
平均評価数値が「4.5点」というだけあって、口コミのほとんどが陰陽師を絶賛している状況です。これを見たら誰でもプレイしたくなりますよね。
感想と評価
平安時代を表現した不思議な世界観の中で様々な妖怪や式神たちと出逢いながら進んでいくストーリーが非常に秀逸です。
バトルも王道のコマンドバトルで行うことができるので、まさに本格的なRPGを楽しみながらストーリーを追うことができる点も嬉しいですね。
毎回指定のコマンドとターゲットをタップしなければいけないので、バトルのテンポはあまり良くないですが、スキルのオート選択機能や倍速モードが初めから使用できるようになっているので快適にプレイできました。
日本古来の妖怪や式神たちが多く登場するうえ、伝記などにも絡めながらストーリーが展開されていきますので日本人なら誰もが楽しめるのではないでしょうか。