STUDIO TEARが提供する「ムーンティアーズ-MOON TEATS-」は、スーファミ時代のRPGを彷彿とさせるドット絵で表現された本格RPGです。
個人で作成されたアプリとは思えないほどしっかりとした世界観、ストーリー、システムとなっているのに完全無料で遊べますので、昔ながらのRPGが好きな方には堪らないのではないでしょうか。
ストーリー
かつて魔王を倒して平和な世界を取り戻した勇者は、その後「サウサビア」と呼ばれる王国を作ります。
プレイヤーはサウサビアの王子を操作して、再び蘇る魔王を倒す旅に出るというストーリーです。
公式のアプリ紹介
スタジオティア製RPG第二弾!!完全無料、登録なしの長編RPG!レトロゲームの雰囲気あふれる長編(テスト上では6時間程度)RPG。ストアで無料ダウンロード後の追加データも有りません。
なぜならば!趣味で作っているから!!(その変わり、プロではないのでいろいろすいません)
かつて魔王を倒し、平和な世界を取り戻した勇者。そんな勇者が作った国、「サウサビア」の
王子となり、再び蘇る魔王を倒す旅に出よ!
90年代のFFやドラクエクロノトリガーが好きだった人!!あのころのロープレの感動をもう一度!!ムーンティアーズの世界をご堪能あれ!!
※STUDIO TEARは、個人のデベロッパーネームです。画像・音楽・シナリオプログラムの作成をすべて、一人で作成しております。そのためバグに対する対応が遅くなったり、技術上
不可能だったりする場合があります。そんな非力な個人の作品ですのであらかじめご了承ください。
また、本アプリはネットワークに依存しません。そのかわり、データはサーバではなく本体にのみ保存されます。機種変更等をされたときには、データの引継ぎはできませんのでご注意ください。
ゲームシステム
正に王道のRPGという言葉が非常にしっくりくるゲームで、村で情報を集めながら目的地へ向かったり、人々の依頼をこなしていくことで進めていきます。
もちろん宿屋や武器・防具屋、ダンジョンの宝箱など王道RPGらしいシステムが搭載されていますので、昔ながらのRPG好きの方に嬉しいアプリとなっています。
最初に、実際のプレイ画面は次の画像のようになっています。
上がフィールド移動中の画面、右が街の中の画面ですが、両方ともドット絵で分かりやすくデザインされているのが見て分かります。
下部の十字キーで移動、右側のENTERで決定などを行いながら気になる箇所を調べたり人と会話したり出来ます。
もちろん街のツボの中にお得なアイテムが入ったりもしていますので、色んな場所を探しながら進めていけるのはドラクエやFFのような間隔で遊べて嬉しいですね。
街の中には武器・防具屋やアイテム屋、宿屋などがありますが、徐々に先へと進んでいく毎に街に並ぶ商品も豪華で強くなっていくので、街の周りでお金稼ぎをして強い装備を買ってから先へ進むことでスイスイ進めていくことも出来ます。
この辺りの調整が個人で作成しているとは思えないほどバランス良くされていますので、非常に良く出来たアプリだと感じました。
次に、バトル中の画面はこちらです。
上の画面がターン最初の画面となっていて、ここでたたかうや逃げるなどを選択できます。
パーティのチームメンバーが増えてきて、いちいち全てのキャラクターの攻撃方法を決めるのが面倒な場合にはオートを選択すれば自動的に行動を選択してくれるという、なんとも有難い機能もついているのでレベル上げが捗りました。
また、下の画像がメンバー毎のコマンド入力画面となっていて、こうげき・まほう・ぼうぎょ・アイテムなど直感的に分かりやすいコマンドになっているのですぐにこの世界へと入り込めるように作られています。
まほうを仕様するためにはMPのようなものが必要になってきますが、MPを回復するアイテムは街の道具屋で普通に売っていますので、ガンガンまほうを使用しながら進めていけるのも良い点ではないでしょうか。
最後に、メニュー画面はこちらです。
ここでも昔のFFを模したような画面を使用しているので分かりやすいです。
また、セーブはいつでもどこでも出来るようになっていますので、正にモバイル端末に特化したシステムを搭載している嬉しいRPGゲームとなっています。
総合評価
メニュー欄やむらに配置されている置物なども昔のFFやドラクエ等を彷彿とさせるようなデザインとなっていて、すぐに溶けこむことが出来ました。
ストーリーもきちんと作成されていて、敵の強さや武器、防具などのステータスのバランスも非常に上手く調整されていて、無料でこのボリュームを遊べるのは凄いと感じました。
ただ物語の進む速度が早すぎて、感情移入するまえにすぐに次の土地へ向かったりする点が少し残念なくらいで、完成度は非常に高いと思います。
まったりと自分のペースで遊べる無料TPGをお探しの方にピッタリではないでしょうか。