大人気RPG「FINAL FANTASY」のノンナンバリングタイトル「DISSIDIA(ディシディア)」がスマホアプリ『ディシディアファイナルファンタジー オペラオムニア』として遂に登場!
DISSIDIAの冠を持つタイトルは、これまでのFFナンバリングタイトル(FF~FF15,零式など)におけるメインキャラクターが登場するという、FFファンにとっては夢のようなゲーム。特に私のように初代FFからプレイしているファンにとっては、初期キャラが綺麗なイラストになるのは新鮮で嬉しい!
DFFOは好きな時に好きなだけプレイ出来るという体力無制限の本格コマンドRPG。これまでのアクション要素が強かったディシディアとは異なるというか、原点のRPGに戻った作品になっており、更にそのバトルシステムも非常に良く出来ていて面白い。これは自信を持って太鼓判を押せる面白さです!しかも課金要素が低いので、無料で存分に楽しめます!
過去のFFナンバリングタイトルを全てプレイしていなくても、確実に面白いと思えるコマンドバトルRPGに仕上がっています。FFファンのみならずRPG好きの方には是非おすすめしたい、新たなスマホRPGの登場ですよ!
DFFオペラオムニアのおすすめポイント!
DFFOはバトルシステムが特殊なので、そちらについては後程詳しくご紹介しますが、まずは私が現在配信されているコンテンツをある程度プレイした上での感想と、プレイして感じた私なりのおすすめポイントをご紹介したいと思います。
- ナンバリングシリーズの人気キャラが多数登場
- 各章で出現するボスキャラもナンバリングタイトルから登場
- オフラインRPGゲーム
- 戦略性が重要視される新たなコマンドシステム
人気キャラが多数登場
私のようなFF世代にはとにかく嬉しい!
特にFF初期はドット絵、もしくは天野喜孝さんのイラストでしたキャラを認識していないので、今回のように新たにイラストに起こされたキャラが登場すると嬉しいんですよね。
これには賛否あると思いますが(私も納得がいかないキャラが数人・・・w)、DFFOの世界観を重視した結果だと考えれば納得するしかありませんからね。それにしても、私がFFにハマったきっかけであるFF2のフリオニールや、キャラ名ではないもののFF3のオニオンナイトなど、素晴らしいの一言ですね。
他にも多数人気キャラが登場しますので、自分の好きなキャラでパーティーを組んで、敵に挑みましょう!
ちなみに私の現PT。ガチャ運に左右されるところもありますが、一応好きなキャラで固めています!
キャラは3人つか使えませんが、各キャラ固有のスキルもあるため、状況によってPTメンバーを入れ替える必要があります。もしもの時の為に6~8人くらいを交互に育てた方が良いかもしれませんね。
懐かしいボスキャラたち
現在公開されているコンテンツは5章までとなっており、その各章で懐かしの敵キャラがボスとして登場します。序盤から懐かしい敵キャラが登場するので、FFファンであれば2倍以上楽しめるかもしれませんね。
各章のストーリーの中心にいる敵キャラが、そのままその章のボスになる訳ではないのですが、一応各章のボスをまとめていますので、ネタバレOKな方は下のボックスをタップして下さい。
今後のアップデートで様々な敵キャラが登場すると思うので、これは非常に楽しみ。
個人的にはFFの敵キャラとして最も有名なギルガメッシュが早く登場して欲しいですね。出来れば、1つの章で終わらせるのではなく、長く楽しめる形でストーリーに絡んでくれると嬉しいな。
この他、メインストーリー以外のイベントにおいても、FFナンバリングタイトルに絡むサイドストーリーが展開されますので、こちらもお楽しみに!
オフラインRPG
最近のスマホゲーム、特にDFFOのようなビッグタイトルでは珍しく、現時点でDFFOはオフラインRPGゲームなので、対戦や共闘といったオンラインコンテンツが存在しません。その為、他プレイヤーに勝ちたいという虚勢心からくる課金に対する射幸心に煽られる事無く、自分のペースでゲームを楽しめます。オンラインで有るが故にストレスを感じる事もあるので、ある意味では体にも優しいのかもしれませんね。
また、無料配布されるダイヤ(課金石)の数も多いので、無料で十分過ぎるほど頼むことが出来ます。現在私は1章~5章までクリアし、更に2章までHARDモードでコンプしていますが、一切課金していませんし、ここまでに入手したダイヤで最上位ランクの武器を8つ入手しています。
これを少ないと感じるか、無課金でここまでゲット出来れば十分と考えるかは人それぞれですが、比較対象となるプレイヤーがいないので、これで十分と感じる方も多いのではないでしょうか。
戦略性が重要視される新たなコマンドシステム
『ディシディアFFオペラオムニア』はリアルタイムバトルとなっています。
ターン制バトルと異なる点として、ブレイクや素早さのUP/DOWN攻撃、その他敵の妨害により攻撃順番が目まぐるしく変わっていきます。また、ブレイブ攻撃(BRV)、HP攻撃、吹き飛ばし、召喚獣といった様々な要素が絡み合ったバトルシステムになっていますので、理解せずに始めてしまう全然面白くないかも(笑)
私なりに感じたバトルのポイントとしては・・・・
- ブレイブ攻撃とHP攻撃の違いを確実に理解する
- 敵の攻撃予測を把握する
- キャラ固有スキルを把握してPTを組む
他にも細々としたものもありますが、最重要はブレイブとHP攻撃の違いです。これを理解せずにバトルに突入すると、いつまで経っても敵が死なないという事も起こり得ます。
逆にしっかりシステムを理解すると、敵よりレベルが低い場合でも戦略的に戦う事で勝つことが出来るのでかなり面白くなります。この頭脳戦こそが『ディシディアFFオペラオムニア』の醍醐味と言っても良いかもしれないですね。
ゲームシステム
バトルシステム
先ほど軽くご紹介した『ディシディアFFオペラオムニア』特有のバトルシステムについて、出来る限り詳細にご紹介したいと思います。その前に、DFFオペラオムニアが他のナンバリングと異なる点をいくつかご紹介しておきますので、前菜感覚でご一読下さい。
- リアルタイムバトル
- MPは存在しない
- MPの代わりにBRVという数値が存在
- スキルには使用回数制限が設けられている
リアルタイムバトル
FFで長く使われているアクティブタイムバトル(ATB)のウェイトモードのような感じです。
ここに表示されているのが攻撃順で、左から順に攻撃を行っていきます。この順番は「ブレイク(BREAK)」することによって変動します。敵味方関係なく、ブレイクしてしまうとそのキャラは1つ順番が繰り下がります。詳しい事は後程説明しますが、ブレイクすると順番が1つ繰り下がる事だけ覚えておいてください。
ブレイブ(BRV)とは?
ブレイブ攻撃とHP攻撃の違いについてですが、まずはブレイブ(BRV)というディシディアFFオペラオムニア特有のシステムを理解する必要があります。
通常、RPGゲームではHPとMPが設定されていることが多いですが、今作ではHPとBRVが設定されています。当然ながらHPがゼロになると死亡、全員が死亡するとゲームオーバーです。
ではBRVがゼロになると? 結論から言うとBRVが0になっても死ぬことはありません。
しかし、ディシディアFFオペラオムニアではブレイブ=攻撃力となっており、BRVが0になると敵へのHP攻撃をすることが出来なくなります。正確には、BRVが0のキャラがどれだけHP攻撃をしても与えるダメージは0となります。
つまり、ディシディアFFオペラオムニアでは、蓄積されたBRVの数値分だけ敵のHPを減らすことが可能なのです。
このシーンの場合では、番号1が付いているジタンはBRVが「766」なので、敵にHP攻撃すれば必ず敵のHPを766減らす事が出来ます。その代わり自分のBRVはゼロになるので、次の攻撃をするには再度ブレイブ攻撃をしてブレイブを貯める必要があるという事ですね。(BRVを貯めるには、攻撃コマンドの左上に「BRV」と書かれているコマンドを選択すればOK)
自分のBRV上限値は攻撃力に比例しますので、レベル上げや武器強化を頑張ってBRV上限値を上げましょう。
ブレイブ攻撃
次にブレイブ攻撃についてですが、基本的にはブレイブ攻撃は自分の攻撃力に左右され、攻撃力が高いキャラほど敵から奪うBRV値が多くなります。
先の画像で、敵の頭上に表示されている数値がBRV値です。これは奪えるBRVの上限値ではなく、あくまで敵の現状のBRV値なので、これ以上のダメージのブレイブ攻撃を与えたとしても、攻撃で与えたBRV値がそのまま自分のBRV値として加算されます。
この時、相手のBRV値を0以上のマイナスにすると「ブレイク(BREAK)」という状態になり、敵の攻撃順が1番手遅れます。0以上といったのは、丁度BRVが0になってもブレイクしないので、相手のBRV値より大きなBRVダメージでブレイクという事です。
ちなみに、先の画像でモンスターBをブレイクすると、モンスターAの次のターンはBの攻撃ではなく味方[3]オニオンナイトの攻撃となります。
逆にこちらがブレイクされた場合は、こちらの攻撃順も繰り下がります。その為、効率よく敵を倒したければ、どれだけブレイクされずに戦うかという事が重要になるんです。(場合によっては、ブレイクされる事を覚悟で敵の数を減らしに行った方が良い時もあります)
相手からブレイクされないようにするためには、敵の攻撃予測を知る必要があります。上の画像でも敵のHPバーの右側に味方[1]のアイコンが表示されていると思いますが、これは次のターンで敵2体はいずれも[1]ジタンを狙うという表示になっています。
この状態でジタンがHP攻撃をしてしまうとBRVが0になり敵からブレイブ攻撃を受けるとブレイクしてしまいます。ブレイクしてしまうと、次はHP攻撃を仕掛けてきますので、出来る限りブレイクされないように細心の注意を払いましょう。
また、相手のBRVにも注目です。BRVが増えるのを放置していると、こちらのBRVに余裕があっても突然HP攻撃を仕掛けてきて1発でやられることがあります!くれぐれもご注意下さい。
【バトルのポイント!】
- 第一に自分がブレイクされない!
- 敵をブレイクさせる順番を計画的に決める
- HP攻撃する際は敵の攻撃予測を確認する事
ちなみに、『ディシディアFFオペラオムニア』ではちょっと優しい機能が備わっています。RPGでは多くの場合、敵のHPが表示されていません。その為に、次の攻撃で敵が倒せるのか分からず、ギャンブルに出て攻撃するか守りを固めるか迷う時がありますよね。
しかし、『ディシディアFFオペラオムニア』では次の敵は確実に倒せると一目でわかるようになっています。
上の画像では[1]ジタンのBRV値のところに紫のもやがかかっていると思いますが、これが表示されると今ターゲティングしている敵は1発で倒せますよ~というサインになっています。
私も最初は意味が分からなかったのですが、しっかりTIPSに書いてあったのを今更見てビックリでした(笑) ちゃんと説明されていたんですね・・・・。
ブレイクボーナス
最後に、ブレイク時の獲得BRVについてですが、ブレイクすると自身が与えたブレイク攻撃の値だけではなく、画面上部に表示されている「BREAK BONUS 1630」がメンバー全員に均等配布されます。
上の場合、何もしてないメンバーも(1630÷3=)543のBRV値を得られることになります。積極的にブレイクしていく事で、BRVが貯まり敵も倒しやすくなりますので、積極的にブレイクを狙っていきましょう。
ちなみに、一度ブレイクしてもブレイクボーナスは減る事はありません。クエスト全体のバトルで固定された数値になっていて、難易度が高いクエストほどブレイクボーナスが高くなっているようです。
召喚獣
『ディシディアFFオペラオムニア』では1PTにつき召喚獣を1体同行させる事が可能で、バトル中のターン消化数に応じて召喚させることが可能になります。(そのターン数は未公開)
どの召喚獣を選ぶかでPTに付与される加護も変化しますし、バトル中に受けれる恩恵にも変化がありますので、状況に応じた召喚獣を選択しましょう。
このシルフの場合、PTに組み込むだけで「BRVが初期値以上の時、弱体効果発生率がダウン」という加護が得られますが、正直言って微妙です(笑) ただし、召喚できるタイミングが早いので、中ボス程度であれば召喚時間が早い召喚獣の方がおすすめです。
逆にイフリートの場合は「HPがMAXの時、攻撃力がUP」という効果的な加護が得られますが、召喚時間が遅いため、余程強力な敵でない限り召喚するタイミングは無いでしょう。
ちなみに、バトル中に召喚をすると「最大BRVが上昇」+「BRV付与」+「味方の連続攻撃」となります。この数値に関しては召喚獣ごとにことなります。上の場合、シルフだと4連続攻撃しか出来ませんが、イフリートは5回連続攻撃となります。
それ以上に大きいのが最大BRVの上昇ですね。これにより、敵に与える事が出来るHP攻撃数値も上昇するので、一気に敵をせん滅しやすくなります。
ハイリスク、ハイリターンという感じですね。
強化・育成
『ディシディアFFオペラオムニア』では大きく分けると4つの強化育成項目があります。
- キャラクターのレベリング
- キャラクター育成(クリスタル覚醒)
- 武器・防具の強化・限界突破
- 召喚獣の強化
キャラ育成
RPGなのでレベリングは当然として、その他にもキャラクターそのものを強化する方法があります。それがクリスタル覚醒です。
クリスタルは通常クエストでちょいちょいドロップしますが、まとめて入手したい場合は曜日クエストで入手することが可能です。
曜日クエストは毎日10回までしか入場出来ません。
またクリスタルは6種しかないため、使いたいキャラのクリスタル属性が被っているという可能性もあります。そうなると最強メンバーの強化が面倒になるので、最強PTを組む際はこのクリスタルの色にも気を付けたいですね。
武器と限界突破
これに関しては、他のスマホRPGとさほど変わらないので詳しい説明は不要だと思いますが、とりあえず同じ武器・防具を素材に強化すれば限界突破です。
以上
召喚獣の強化
召喚獣も強化してレベルアップさせることで加護、召喚、最大BRV上昇といった数値が上昇していきます。ただし、強化素材となるアイテムが召喚獣によっては被っているので、全員を均等にレベルアップというよりは、数体に絞って強化した方が良いかもしれませんね。
総括評価
みんなの評判
『ディシディアFFオペラオムニア』は配信元のGooglePlay及びAppStoreで共に「4.0」という評価になっています。いつも手厳しいFFファンや、アンチFFによる低評価付けを考慮すると、かなり高い評価数値なんじゃないでしょうか。
口コミ内容もポジティブなものが多い印象ですね。
RPGではお馴染みとなっている口コミでのガチャディスりがほとんどなく、むしろ「ガチャが良心的」という口コミが目立ちます。実際、私もそれは感じているので、ガチャでストレスを感じる事はあまりないと思いますよ。むしろ、これでガチャにストレスを感じた方は自分を見つめ直した方が良いかも・・・・
FFBEから移住してきたという口コミも多く見かけましたね。今作はFFシリーズのスマホゲームの中でも最高評価の作品かもしれませんね。
プレイ感想
これまでリリースされてきたFFシリーズのスマホゲームは評判があまり良くなかったので、今回『ディシディアFFオペラオムニア』をプレイするか迷っていましたが、実際にプレイするとかなり面白い!
体力が無い分サクサク進める事が出来るので、ゲームに費やす時間が多いという方であれば2~3日で状コンテンツをクリアしてしまう可能性もあります。その為、ガチ勢にとっては物足りないゲームと感じるかもしれませんが、中身は戦略が必要とされる頭脳系RPGになっていて非常に面白い!プレイ時間が1日2~3時間だという方であれば、かなり長く無料で楽しめるのではないでしょうか。
特に今年はファイナルファンタジー生誕30周年という事もあり、FFシリーズ全体が盛り上がっているので、現在面白いゲームアプリを探しているのであれば『ディシディアFFオペラオムニア』は絶対おすすめです!継続的にFF30周年絡みのイベントがあると思いますので、最低でも2017年一杯は楽しめると思いますよ。
あえて点数をつけるなら100点満点!
私はFF歴28年くらいの中年なので、それだけFFに対する思い入れが強く、ひいき目に見てしまう部分もありますが、本作は間違いなく面白い!