友達探しの出会い系アプリ『ちゃっと日和』の出会い評価と口コミからみる評判をご紹介。
「出会い率No,1」「5秒で実感する出会い」など誇大広告とも捉えられかねないワードを連発しており、逆に不信感を持たせている感が否めない。もはや言ったもの勝ちなのかな?
ちなみに、筆者はインストールして5秒でこのアプリは出会い率No,1というのは自称だろうなというのを実感した。
アプリレビュー
『ちゃっと日和』の登録は簡単で、ニックネーム・性別・地域・年齢・自己紹介を入力するだけなのですが、ここで気になるのが登録前に利用規約等が確認できない事。
登録が完了するとサービスの利用が開始できるが、ここでようやく利用規約を発見。
利用規約は画面右下の「その他」を開くと確認できますが、どう考えても順番がおかしい。
利用規約
利用規約にはそのアプリの方向性が示されていることが多いので、冒頭からしっかり読んでみると気になる内容をいくつか発見!
登録前にこれを提示しているのであれば納得もできますが、登録後にこのような規約を一方的に突き付けるのはいかがなものだろうか。しかもこの規約には結構肝心な事も書かれている。
これらの文言自体にはまったく問題はありません。なにしろ『ちゃっと日和』は出会い系(異性紹介事業)ではなくSNSだと言っているので、この文言が利用規約に織り込まれていること自体に何の疑問もありません。
しかし、あれだけ目を引く宣伝文句を配信元であるGooglePlayに書いておきながら、実際は出会いそのものを禁止しているんです。「出会い率No,1」とは何だったんだ?(笑)
更に驚かされたのがこれ。
会員登録した以上は、あなたがチャットのやり取り(通信)をしている相手(異性)は実在しない可能性がある事を認めろという内容。要は、相手がサクラでも文句言うなという事か?
本来であれば、一般ユーザーが『ちゃっと日和』をインストールして登録したアカウントしか存在しないのだから、このような事を書く必要はありません。それにも関わらず、このような一文が盛り込まれているという事であれば一般ユーザー以外の何かがいるという事ですよね。
運営さんは否定するでしょうが、万が一サクラ被害にあって運営に文句を言っても、この一文が規約に盛り込まれていれば、知らない内に規約を承諾して登録しているユーザーは文句も言えないという事になります。
もはや笑えるレベルのわがまま放題の利用規約ですが、規約の最後にしっかりとオチが用意されていました。
オイオイ・・・・・
料金
『ちゃっと日和』は出会い率No,1の出会いってはいけないSNS系の出会いアプリ。しかも、配信元サイトには一切記載されていませんが、実は有料サービスなんですよね。
利用規約の中に記載されていましたので、念のためご紹介したいと思います。
- 【女性は全て無料】
- チャット送信:21コイン
- 写真送信:15コイン
- 写真閲覧:20コイン
ちなみに、コインのレートは【1コイン=10円】なので、チャット送信は210円も必要になります。相手の実在が不明なのにもですよ!そもそもどんなSNSであろうと、チャット1回につき210円というのはあまりにも高い。
運営会社
アプリ内の特商法表示に記載されている内容を見てみると、運営事業者名は「ちゃっと日和・事務局」となっていますが、住所や電話番号を調べてみると実在する企業さんのようです。
しっかりとした事業をされているのに、なぜこのようなサービスを・・・・
退会
その他メニューの特商法を開き最下部までスクロールすると「退会メールフォーム」というリンクがありますが、これは「お問合せ」に飛ぶだけとなっています。
一応、お問い合わせの件名をドロップダウンから選択できるようになっていますが、退会申請フォームは用意されていませんので、適当なものを選択して退会の旨をお問合せフォームに入力して送信するしかなさそうです。
ただ、特に個人情報や個人を特定できる画像をアップロードしていないのであれば、アプリの削除だけでも問題なさそうです。
総合評価
私も実際にアプリをインストールして利用してみましたが、私が登録した茨城県にのみ女性ユーザーが集中しており、他県に関してはほぼ誰もいない状況でした。日本の中心である東京都でさえ、サポートセンターのアカウントのみという状況。これが利用規約に書かれていなことの答えなのかな。
登録1時間ほどで3人の女性からメッセージを頂きましたが、さすがにこのような利用規約の中で女性にメッセージを送る気にはなれず、相手が本物である可能性もありますが断念しました。無駄に深みにハマりたくないですしね。
アプリの評価としては、利用規約さえまともな内容になれば相応の評価になると思いますが、さすがに現状の利用規約では二の足を踏んでしまいます。何しろ男性は有料なので、それなりに会話を続けたいと思った場合は、相応の対価を支払わなくてはなりませんからね。