Izak & Birthが提供する『Girls On Metal』は、ボード上の見えない敵とのかけひきが楽しいシミュレーションゲームです。

８x８のボード上で行うバトルでは、様々な特性を持つメカとキャラクターの組み合わせで編成したチームを駆使しながら強大な敵をタップやスワイプで倒していきますが、可愛い女の子が多く登場するだけでなく、キャラクターボイスの収録も行われていますので、各キャラ個性の引き立つ仕上がりになっています。

どこか懐かしさを感じるボードシミュレーションながらも、新感覚のバトルが楽しめるゲームに仕上がっていますよ。

ゲームレビュー

特徴

ボード上で攻撃する位置を決めながらメカに乗ったキャラクターを駆使して行うバトルでは、敵の位置が分からない点が最大の特徴となっています。

敵の形や大きさを予測しながら攻撃する位置を決めたり、逆にこちらの機体位置を移動させて敵の攻撃を回避するなど心理戦を楽しめる作りとなっていますので、じっくり考えながらシミュレーションを楽しみたい方にお勧めのゲームです。

慣れてしまえば、敵の位置も把握しやすくなるので、まずは経験を積んで上級者を目指そう！

ゲーム概要

ガールズオンメタル(ガルメタ)は可愛い女の子達をロボットに乗せて戦わせるシミュレーションゲームで、表に自分が配置したキャラが表示され、盤面が裏返した逆側には敵が配置された盤面が展開されています。

その為、バトルでは敵がどの位置にいるのか分かりにくくなっていて、ステスル戦を楽しめるようになっています。

また、女の子とロボットの相性が設定されていたり、それぞれの持つスキルも個性豊かなものが用意されていますので、PT編成をどのようにするのかという考察も面白く、かなり個性が現れそう。

最初に、実際にバトルで用いるチームの編成画面は次の画像のようになっています。

画面の上部にバトルで用いるボードが表示されていて、最大で４人のキャラクターを設定することができます。キャラクターはロボットと女の子の対になっていて、画面下部の部分で設定することができ、それに応じたパラメータも確認することができます。

ボード上にロボットを配置することができますが、それぞれのロボットには大きさが設定されていますので、回転させながら敵に見つかりにくいように並べていく部分でも戦略性が問われるゲームとなっています。

次に、バトル中の画面はこちらです。

画面下部に表示されているキャラクターの顔が、自身のチームに設定しているもので、これらを用いてボード上に隠れた敵を攻撃していきます。行動の順番は画面上部に表示されていて、左側に到達したキャラクターから順番に行動していくことになります。

この画面は赤い髪のキャラクターの行動順となっていて、ボード上の赤いマスのいずれかをタップして攻撃を行います。敵がどの位置にいるのかわかりませんので、ボード上にある！マークのヒントを頼りにしながら相手の動きを予測して攻撃を行なっていきましょう。

ボード左下にある青いロボットのマークのマスは以前のターンで敵がその位置にいた事を表していますが、移動を行うこともできますのでまだその位置にいるのかは不明な状況となっています。敵の特性を把握し、最短でのせん滅を目指しましょう。

スキル

画面下部のキャラクターの顔アイコンの枠が黄色になるとスキルを発動できるようになります。

キャラをタップしてみると、スキルの説明が表示されます。この状態でボード上をタップすることで、スキルを発動しながらマスに対して攻撃を行なってくれます。

スキル発動中の画面はこちらです。

派手でカッコイイ演出とともに、指定したマスの周囲に攻撃を行なっているところです。
スキルの中にはダメージを与えるもの以外にもバフ効果を発動するものなど様々なものがありますので、バランス良くPTを編成していく楽しみも味わえるようになっています。

総合評価

『Girls On Metal』は非常によく出来た戦闘システムで、タップだけの簡単操作ですが戦略性に富んだバトルを楽しむことが出来ます。

登場する女の子たちも可愛くデザインされていて、キャラクターボイスが収録されている点は良いのですが、会話をスキップ出来無いので少しテンポが悪いかなと感じます。スキップ機能を付けるなど、プレイヤー目線での設計にして欲しかったかな。

総合評価としては100点満点中70点くらいです。

口コミ

ゲーム自体は面白いと感じたのですが、口コミを見てみると意外にも厳しい評価となっていました。恐らく原因は全てこの口コミに集約されている気がします。

サービス開始から様々な調整を行っているようですが、口コミを見る限りでは全てが悪い方に向かっているような感じがします。こうなると料理と同じでベストな状態に持っていくのはなかなか難しいんですよね。

運営さんには口コミを見ながら、ベストなバランスを模索して欲しいところです。