2017年の年賀状アプリの中でも一際目を引く『筆姫 – 年賀2017』の使い方と年賀状アプリ評価、口コミや評判などをご紹介。
『筆姫 – 年賀2017』は富士フイルムのフジカラー印刷仕上げなので、仕上がりには十分なクオリティが期待出来ると思います。また、通常の年賀状仕上げだけではなく、画像としてもダウンロードすることが可能なので、アプリ内で作成した年賀状画像データをLINEなどのSNSで送ることも可能という、新しい形の年賀状送付が楽しめる年賀状アプリとなっています。
ただし、年賀状の編集作業に関しては、他の年賀状アプリと比べるとやや面倒で作業工程が多いので、そういった部分に関しても詳しくご紹介してきます。
※受注は11月1日からの開始となっているので、現時点でご紹介できる範囲で掲載しております。
スマホで手軽に作れる年賀状アプリ特集!
編集部おすすめアプリをご紹介。
ダウンロード
『筆姫 – 年賀2017』はAndroidとiOSに対応した2017年デザイン対応の年賀状アプリで、アプリのダウンロードは無料ですが、印刷代などに関しては無料となっています。(年賀状作成後の画像データダウンロードも無料)
配信はGooglePlayとAppStoreで行われています。
おすすめポイント!
実際に年賀状を発送せず、年賀状のデータだけ作成してメールやLINEで友達に送りたいという方にとっては、ここまでの工程は無料なので非常に便利!
▲簡単に作って画像としてDLした年賀状です。作り方やダウンロード方法に関しては後程詳しくご紹介します。
冒頭で”作業が面倒”と書いていますが、逆を言うと様々な加工が出来るという事でもあります。周りの友達と一味も二味も違うオリジナルの年賀状を作成したのであれば、少々複雑でも楽しく作業出来そうですね。
デザインに関しては、年賀状テンプレートは116点とさほど多くありませんが、スタンプが360点もあるという事で、非常にカスタム性能が高いと言えます。
また、文字も比較的自由に書き込むことが出来ますので、他の年賀状アプリで思ったような編集が出来なかったという方にとっては最適の年賀状アプリとなるかも!?
発注
アプリの提供元である「株式会社シフカ(SIFCA Inc.)」は昨年も年賀状アプリ「かわいい・おしゃれ写真年賀状2016」をリリースしており、十分な実績があるので安心して利用できるのではないでしょうか。
また、今年もフジカラーさんが提供する年賀状プリントサービスを導入しており、印刷に関しては安心して任せることが出来ると思います。
そんなSIFCAさんの『筆姫 – 年賀2017』で、どのようにしてデザインを編集・作成し、どのような流れで投函となるのか、各項目別にご紹介していきます。
料金設定
まず、どんなに使いやすくおしゃれなデザインが多かったとしても、他のアプリよりも高額な印刷代では全く意味がありませんよね。そこで、最初に年賀状作成にかかる費用をご紹介します。
宛名印刷 | 32円/枚 |
プリント代 | 108円/枚 |
はがき代 | 52円/枚 |
これ以外の以下項目に関しては全て無料です。
- 基本料金無料
- 送料無料(直接投函及び自宅配送)
その為、もし10枚発注する場合の料金は1,600円(宛名印刷無)もしくは1,920円(宛名印刷有)となります。
※1)受注は10枚以上からの受付
※2)決済方法によっては別途料金が発生
※3)注文時期・機能納期によっては特急料金が発生する可能性があります
投函までの流れ
デザインテンプレートをダウンロード
まず発注作業のファーストステップとして、デザインテンプレートを選ばなくてはなりませんが、ここの作業が少々面倒なんですよね。通常、年賀状アプリはテンプレ一覧からデザインを選択して、そこから編集作業に移りますが、なぜか『筆姫 – 年賀2017』の場合は一度デザインを選択し、使用するテンプレをその都度ダウンロードしなくてはなりません。
▲TOPページで「ダウンロード」を選択
▲テンプレ一覧から自分が使いたいデザインを選択
▲ダウンロードするとようやく編集で使用できるようになります
このような作業を要する年賀状アプリが他にないので、ちょっと面倒なのですが、アプリのダウンロード容量を減らし、アプリの動作スピードを向上させるためにこのような工程を入れているのかもしれないですね。
編集作業
テンプレをダウンロードしたら、TOPページに戻り「新規作成」を選択します。
すると、使用可能テンプレートに「NEW」と表示されたテンプレが表示されますので、こちらで作業開始となります。今回は写真付きではなく、写真なしのテンプレートで作業してみたいと思います。
テンプレートを選択すると、下のような編集画面に進みます。
ここからは昨年の「かわいい・おしゃれ写真年賀状2016」と全く同じですが、やはりSIFCAさんの年賀状アプリの特徴と言えば「スタンプ」「コロコロ」といった装飾アイテムの豊富さだと思います。それに加え、今年は背景も選択できるようになっており、デザイン編集の自由度が増しています!
スタンプにはイラストと文字のスタンプがあり、こちらもテンプレート同様にダウンロードして新たなスタンプを追加できるようになっています。コロコロも同様ですね。
スタンプはテンプレに貼り付け後にサイズ調整と向き調整が出来るようになっています。
コロコロに関しては選択画面で大きさの調整が可能で、あとはコロコロを加えたい箇所をなぞるだけでOKです。
背景、スタンプ、コロコロを追加・編集したものがコレ。
スタンプはサクラを2つ、コロコロは4つ葉のクローバーを左側に加えています。センスないとか手抜きだという批判は受け付けておりません!あと一応、「テキスト入力」で右下にアプリサーチと入れてみました。
これらの作業は全て簡単で、ほよど凝り性でない限りすんなり可愛い年賀状を作ることが出来るはずです。編集に関しては私としては面倒なのですが、こういった作業が好きな方もいらっしゃると思いますので、装飾が好きだという方にぴったりの年賀状アプリなのかもしれませんね。
ちなみに、画面下部に並んでいるように、編集コマンドがいくつかあります。
- 写真ロック → 写真付きのテンプレを使用した際に、写真を固定させるためのコマンド
- 取り消し → 1つ前の編集作業を取り消すことが可能(2つ以上前の作業は不可)
- 削除 → 装飾したアイコンを長押しし、選択状態にして削除すると消す事が可能
- 確認 → 仕上がり状態の確認
- 保存・送信 → 詳細は続きをお読みください
保存・送信
デザインが確定したら、画面右下の「保存・送信」を押して次に進みます。
真ん中のFUJIFILMをタップすると、発送作業に移りますが、ここではその他に関してご説明します。
SNSアイコン | 画像をそのままSNSに投稿することが可能です。 |
書き出し | JPEGとして書き出しスマホに保存する |
データ保存 | 現時点でのデザインをアプリ内にデータ保存 |
プリンタ利用 | ご自宅のプリンタに出力可能 |
ここまで丁寧な機能が付いた年賀状アプリも珍しいですよね。何しろプリンタで印刷することが出来るので、出力調整さえしっかりすれば自分で年賀状印刷することも可能です。
最近ではPCを持っている若者が減ってきているという報道をよく目にしますが、そういったPC未保有者にとっては友達に画像として送ることが出来るSNS連動機能や、書き出しがあるというのは本当にうれしいですよね。
時間さえあれば、気軽にいろいろな年賀状を作ることもできますしね。
写真の挿入
今回は編集作業を優先的にご紹介するために写真付きテンプレではなく、写真なしのテンプレを使用しましたが、もし写真を使用したいという場合は写真挿入枠付きのテンプレを選択し、編集画面でダブルタップします。
あとの編集に関してはここまでにご紹介した編集方法と同じになりますが、挿入して大きさや位置を確定させたら、忘れずに「写真ロック」をするようにしましょう。
宛名と配送
デザイン確定後に「保存・送信」→「FUJIFILMをタップ」すると、次のような画面に移行します。
ここでは「宛名」と「配送方法」を選択しますが、10月現在ではここ以降の確認ができないため、作業可能になり次第追ってご紹介します。
ただ、昨年の同社年賀状アプリの傾向を見ると、宛名に関してはスキャン機能などはなく全て手入力で作業しなくてはならないので、枚数が多ければ多いほど非常に面倒で、かなりの時間を要します。
そこが最大のネックとなる可能性がありますので、まだ時間に余裕があるという方は、一度自宅に送ってもらい手書きするか、自分のプリンターで宛名のみ印刷するという方法が良いかもしれませんね。
口コミと評判
口コミはまだ多くはありませんが、気になる書き込みを発見!
という事らしいです。早め早めに行動しても、保存データが消えたら意味がないですからね。
昨年のおしゃれでかわいい年賀状からのリピーターさんもいらっしゃるようで、可愛く装飾できる『筆姫 – 年賀2017』を早々と選択したようですね。
総括・評価
私は単身男性でさほど年賀状を送る枚数も多くないので、正直に言うとかわいく装飾できたとしてもあまり魅力を感じませんが、お子さんやご家族がいらっしゃる方であれば非常に魅力的な年賀状アプリでしょうね。
問題は宛名印刷をどうするかなのですが、私の率直な意見としては宛名入力が簡単なスキャン機能などを備えているデザイン豊富な年賀状アプリを使った方が楽だと思います。もしくは『筆姫 – 年賀2017』で作成して、自宅配送にしてもらうかですね。
私の私的意見ですが、『筆姫 – 年賀2017』の最大の魅力はやはり画像出力できるという点だと思っています!これまでにSNSやメールなどで「あけおめメール」などを送ってきましたが、一歩進んで年賀状の画像データをLINEで送るというのもありですよね。
気兼ねしない友達連中であれば、こういった手軽な方法もありなのかなと。
ただ、家族ぐるみの付き合いがある相手にLINE送信はさすがに微妙だと思いますので、ケースバイケースで年賀状を楽しみましょう。