携帯ゲームで人気を博した『歪みの国のアリス』が、ようやくスマホ用アプリとして登場!
元々女子高生の口コミで人気が出たゲームで、幅広い世代に受け入れられるミステリーアドベンチャーになっています。
エンディングも15種類用意されており、あなたの決断次第でストーリーが展開されます。
恐怖に打ち勝ち、全てのエンディングを見れますか?
ダウンロード
Android版ではダウンロード時に400円、iPhone版では480円の料金が発生します。
どちらもアプリ内課金はありません。
ストーリー
自習室で眠りにふけっていた葛木亜莉子(かつらぎありこ)は、目を覚ましたが現実か夢の中なのか分からないほど頭がぼーっとしていた。
ふと顔を上げると三日月のような口から黄色い歯がこぼれていた。
その人は手足を折りたたむようにして、自習室の机の上に乗っかっている。
なぜそこにいるのか、一体誰なのか、状況がつかめず混乱していた。
その不審人物は灰色のフードを深く被っているので顔は見えず、見えるのは不敵な笑みを浮かべているであろう口元だけであった。
頭をよぎり疑問の数々に答えを見つけ出そうとしていた時、ある異変に気付いた。
一緒に来たはずの友達も、他の生徒も見当たらず、自習室にいるのは2人だけ。
ひとまず不審人物が校内に入り込んでいることを先生に報告しようと、席を立ちドアに手を掛け、なぜそうしたの分からないが後ろを振り返る。
すると、その男がすぐ後ろにピタりと寄り添っていた。
その男は自分を”チェシャ猫”と名乗り、低い声で静かに語りかける。
「さあアリス、シロウサギを追いかけよう」
なぜか亜莉子のことをアリスと呼び、必死に否定しても「シロウザギを追いかけよう」と同じ言葉を繰り返す。
言葉を失い顔を見上げると、フードの奥には暗い闇が見える・・・・
恐怖心から走り出す亜莉子だったが、そこから抜け道の無い迷路へと迷い込むのであった。
登場人物
アリス(葛木 亜莉子)
母親と二人暮らしのせいか、しっかりしている一面もある。
チェシャ猫
フードを深く被っており、表情は読み取りづらいが口は笑っている。
シロウザギ
手が血だらけだったり、姿が透けて見えたり、意味不明なことをつぶやいたりと謎が多い。
雪乃
一緒に自習室にいたはずなのだが、いつのまにか姿を消していた。
ゲーム内容
歪みの国のアリスはミステリーアドベンチャーゲームです。
ストーリーは全7章で構成されています。
ストーリーを進めていく中で、どのように行動するかという選択肢が発生するので、何を選ぶかによってストーリーが変化していきます。
次の選択を押せば別の選択肢が出てきますので、状況に応じた選択肢を選ばれてください。
エンディング
歪みの国のアリスはマルチエンディングゲームになっており、選んだ選択肢によってエンディングが異なります。
エンディングは全部で15種類用意されており、全て内容が異なりますので、是非全てのエンディングを制覇して下さい。
- Normal End 1~10
- True End 1~5
操作方法
デジタルノベルなので、タップするだけでストーリーは進行していきます。
設定で変更することも可能ですが、恐怖心を煽るために突然バイブが鳴ったりするので、心臓が弱いという方は設定でバイブレーションをOFFにして下さい。
これは通常画面になっており、「読み進む」もしくは白で囲ったテキストをタップする事で話が進みます。
もし会話をもう一度確認したい場合は、白枠内をフリック(タップしてそのまま上にスライド)すれば過去ログが確認できます。
同様にテキスト部分を上にフリックすれば、ログを戻すことが可能です。
特に難しい操作は無く、簡単に進めることが出来ますが、ゲームといえど結構「ビクッ!」とさせれらるシーンがあるので、心して遊んでください。
グラフィック・音楽
元々携帯用ゲームをスマホ版としてリメイクしたものなので、最新のアプリに慣れている方にとっては少々物足りないかもしれませんね。
グラフィックがよりリアルなCGで描かれていたら、クリアする前にやめてしまう人が出てくるほど怖いゲームになっていたと思います。
音楽もやや単調ながら、ミステリー定番のBGMといった感じで、より一層恐怖心を煽ってきます。
折角であればもう少し凝ったリメイクをしてほしかったというのが正直な感想ですね。