恐ろしくも伝染病を作り、それをいかに早く拡散させるかを競う伝染病拡散シミュレーションゲーム。
これをアプリゲームにしようとした発送も恐ろしいですが、思いのほかこれが熱中してしまいます。
目的は伝染病による人類の滅亡のみ!敵は伝染病の抗感染症薬。
感染してからの致死速度が速いと感染が広まらず、あまり致死速度が遅いと抗感染症薬を作られてしまうというリアル過ぎるほどバランスが難しくなっています。
医学的要素が多分に含まれていたり、感染に世界情勢が絡んできたりと、とにかく頭を使わされるゲームです。
レビューなどでも中毒者が続出しているようで、これからもっと人気が出るかもしれませんね。
どのようにしたら伝染病が広がりやすいかという勉強になりますので、逆にどのようにしたら伝染病が広がらないかという勉強にもなります。
あなたは伝染病を作り上げ、人類を滅亡に追い込めるか?!
ダウンロード
Androidの場合、ダウンロードは無料になっており、ゲーム内での課金によって使用コンテンツの幅が広がります。
iPhoneの場合、ダウンロードに120円掛かります。ゲーム内課金も別途あり。
ゲーム概要
目的は人類の滅亡です!
いかに人類に抗体をつくらせず、伝染病を全世界に広げるかが重要となります。
ゲームの始め方
まずはウイルスを作成するところからはじめます。
1.病原菌の名前を決める
まずは作成するウイルスの名前を決めます。
2.遺伝コードを変更する
最初は変更出来ませんが、ゲームを進めて新たな遺伝子を発見すると、最初から遺伝コードを操作して伝染病をより強力にカスタマイズ出来ます。(課金834円で全遺伝コードを解放可能)
3.伝染病が始まる国を選ぶ
世界中どの国からでも伝染病を発症させることが可能となっています。
嫌いな国を・・・・という発想でも構いませんが、目的は人類の滅亡なので、より感染拡大しやすい国を選ぶ必要があります。
陸続きで人の出入りが多い国などはウイルスが各国に流れやすいなど、リアルな事情が反映されます。
国を選ぶと感染開始です!
ちなみに感染を容易に拡大させたければ、以下の条件を満たしていると感染拡大の可能性が広がります。
- 港・空港がある
- 複数国と隣接
- 貧困国
4.ウイルス
ウイルスを各地に感染拡大し、全世界に広がったウイルスの致死率を高め、人類を滅亡させなくてはなりません。
最大のライバルは「cure研究開発」で、この研究機関が治療薬を開発します。
この研究を遅らせるための処置を行い、治療薬が完成するのを防がないと、全人口が感染しても全員が死に至る前に治療されてしまいます。
このcureとの駆け引きがなんともいえないですよね!
まず、感染力を高めるために「DNAポイント」を使ってウイルスを進化させます。
・DNAポイント
DNAポイントは、世界地図上にランダムに現れるオレンジのバルーンや赤青のバルーンを破裂させることで獲得出来ます。
詳細は不明ですが、時間の経過でも少しずつポイントが加算されているようですね。
そのほか、感染第一国から新たな国に感染したことにより出現するバルーンや、cureの研究阻止で出現するバルーンなどもあり、いずれも消える前にタップするとDNAポイントとなります。
感染を拡大させる
cureの関与を出来る限り遅くすることが、人類滅亡への近道となります。
スタート時から致死率をあげるような形質変化を行うと、各国が資金を投じてcureに治療薬の開発依頼を行います。
cureが開発にとりかかると、かなり厳しい状況に追い込まれてしまいますので、まずは感染力をあげ、全世界に広まった上で致死率を一気に向上させましょう。
これはどれだけcureが治療薬を開発出来ているかという事を確認できる画面です。
左下の青のゲージが100%になるとBAD ENDです。
画面左下の「病気」というボタンを押すとウイルスの形質を操作することが出来ます。
より効果的な形質変化ほど高いDNAポイントを必要とします。
形質変化は「伝染形質」「症状形質」「能力形質」の3つに分かれています。
伝染形質
環境に合った伝染能力を向上させます。
暑い気候、貧しい国、農村地帯、都市部での伝染力など、様々な環境に適応できる伝染能力を高めます。
症状形質
主に致死率などの人体に与える影響を操作します。
咳による空気感染などもここで形質変化可能です。
感染力を上げる変化もあるので、序盤はそういった感染に関する項目だけで良いかもしれませんね。
能力形質
ウイルスに耐性をつけてくれます。
主に気候や気温に対する耐性で、熱帯地域や極寒地域ではその耐性をもったウイルスしか蔓延しないので、全世界でウイルスを伝染させるためには耐性が必要不可欠です。
また最も重要なファクターとして、”薬物耐性”があります。
薬物耐性を付けることで、cureの研究を遅らせることが可能ですが、必要とするDNAポイントが高くなっています。
まずは感染拡大を目指し、徐々に薬物耐性を上げていきましょう。
人類滅亡のポイント
まずは感染力を向上させるとお伝えしましたが、ランダムでウイルスが突然変異することがあります。
このランダムで起こる突然変異で、危険度が増しcureが早期に介入してくることがあります。
このように世界保健機関の監視リストに入ると、一気にcureの介入が激しくなります。
ウイルスは進化させることが出来ると共に、退化させることも可能になっていますので、危険度が増すような突然変異は状況をみて退化させましょう。
グラフィック・音楽
もはやグラフィックや音楽は関係ないゲームです。
グラフィックに関しては全く問題ありませんが、欲を言えば音楽にもう少し力を注いでほしかったですね。
とにかく感染させることを第一に考え、人類滅亡に勤しみましょう!