liicaが提供する「Q craft」は無限の解法が存在するパズルゲームで有名な「Q」の付属アプリです。
プレイヤーは画面上に「何か」を描いて落下するシステムを利用してお題をクリアしていくというQのステージをこのアプリで作成できます。
丸や四角などの基本的な形から、ヒーローやちゃぶ台など多くのオブジェクトが用意されているので、自分だけのオリジナルステージを作成しましょう。
ストーリー
このアプリは「Q」と連動して遊びます。
これまでは全てのステージをliicaが作成していましたが、このアプリを用いることでプレイヤー自身が作成したステージを公開することが可能です。
何人のプレイヤーが解いたのかを見ることもできますので、自由な発想で世界を驚かすステージを作りましょう。
ゲームシステム
このアプリはQのステージを作成して、世界中のプレイヤーが楽しめるように配信することができます。
最初に、ステージのクラフト画面は次の画像です。
ステージは100個まで作成することが可能で、作成中でも途中で保存しておくこともできるので時間をかけて作り込むことができます。
この画面ではまだ2つのステージしか作成していませんが、左下に王冠マークが付いているものは、ステージを作成した後に自分でクリアしたものを表しています。
世界中に公開するためには必ず作成者が一度クリアする必要があります。
また、ステージ下に審査中と書いているものは、公開申請をしたことを表していて、運営の認可が下りれば晴れて公開されることになります。
ステージを作成する際、最初に決めなければいけない項目はクリア条件で、その設定画面がこちらです。
ここでは画面上部でステージの壁の設定をすることが出来ます。
下部でクリア条件を設定しますが、この画面では「描いたもの」を「地面」に「ふれた」状態にすればクリアになります。
その他、「指定のオブジェクト」を「右の壁」に「ふれ続ける」状態でクリアなど様々選べますので、ここから決めていきましょう。
次の画面はオブジェクトの編集画面です。
オブジェクトは上下左右方向への拡大、縮小や回転などで変更することが出来ます。
現在は真ん中にある顔オブジェクトの編集を行っているところで、その左上にある矢印は縦・横比を維持したまま拡大縮小を、右下の十字型の矢印は縦・横比を無視して自由に拡大縮小できます。
左下の丸い矢印は自由回転、右上の丸い矢印は15度ずつ回転します。
さらにオブジェクトをスライドさせると平行移動できますので、自分の好きなように編集を行えます。
画面右上のOBJECTからは様々なオブジェクトを選ぶことが可能で、その一例がこちらです。
ヒーローやお相撲さん、モアイなど様々ですので、自分の好きなように配置していきましょう。
最後に、他のプレイヤーが作成したステージの一覧画面がこちらです。
こちらの画面は本アプリではなく、「Q」から表示できる画面です。
遊び心満載のものから、非常に凝ったしくみのものまで多数ありますので、面白そうなものから挑戦していきましょう。
グラフィックやBGMなど
グラフィックはシンプルな2D画像で描かれていますが、ヒーローや相撲取り、怪獣やスペースインベーダーズなど多彩なモノが出現します。
もちろん自作ステージにも使うことができますので、遊び心満載にするのか、シビアな難関ステージを作成するのかはプレイヤー次第です。
総合評価
ステージを作成する際に課金しなければ使えないようなものもなく、自由に作成できる点が良いと思いました。
必ず作成者が一度クリアしてからでなければアップロードできないシステムも搭載されていますので、安心して他のプレイヤーのステージを遊べます。
手軽にステージを作成できるように様々な工夫がなされていますので、総合評価としては100点満点中80点くらいです。