知らない人はいないであろう大人気漫画雑誌「少年ジャンプ」の掲載作品が無料で読める漫画アプリ『少年ジャンプ+(ジャンププラス)』。

「無料で読めるマンガ雑誌アプリ」というふれこみの通り、実際に無料で読めるのか？
作品はどの程度掲載されているのか？など、実際に使ってみた感想と使用感をレビュー。

ジャンププラスが気になっている方は、是非参考にされてください。

ダウンロード

本アプリはAndroid/iOS共に対応しており、タブレットでも利用可能。

ダウンロードは無料となっており、アプリ内にて一部課金コンテンツがあります。

少年ジャンプ+とは？

言わずと知れた大人気漫画雑誌「少年ジャンプ」をアプリで楽しめる、漫画好きには嬉しいアプリ。

GooglePlayでもAppStoreでも「無料」という文字が記載されていますが、実際に無料で読める漫画は一部だけとなっており、その多くが有料となっています。

まぁ、雑誌として有料で販売しているんですから、当たり前といえば当たり前ですよね。

それならば「無料」という文字を堂々と入れるな！と思いますが････。

無料で読める作品はごく一部となっており、しかも無料で読めるストーリーは1話だけで、その他のストーリーは購入してくださいね！と表示されます。

紙媒体での売り上げが下がっている現在、このような処置を行う事は当然でしょうが、何にせよ「無料」と表示している以上、もう少しサービスしてほしかったというのが正直な感想ですね。

『少年ジャンプ＋』では、過去に掲載された漫画タイトルと、現在連載中の漫画タイトルが掲載されていますが、過去の作品に関してはごく一部となっており、そこまで幅広く対応しているわけではありません。

私の年齢がバレてしまいそうですが、過去の人気作「幽遊白書」や「まじかる タルるートくん」などの掲載はありませんが、「ろくでなしブルース」の掲載はあったので（有料）、恐らく作者の承諾が取れているものに限定されているようですね。

また、『少年ジャンプ＋』に掲載されている作品は少年ジャンプだけでなく「ジャンプSQ」や「少年ジャンプルーキー」の作品等も掲載されています。

漫画を探す

アプリを開くと「TOP」表示され、そこからいくつかのジャンル分けがなされています。

TOP

ここでは広告の他、これまで掲載されてきた漫画が1話だけ無料で読めるようになっています。

あくまで1話のみです。

その1話に関しては第一話ではなく、ランダムに抽出された1話になります。

連載陣

ここでは『少年ジャンプ＋』のみで連載されている漫画が掲載されています。

『少年ジャンプ＋』では過去の作品や、新作の一部が毎週、もしくは隔週で無料配信されており、そのほとんどがこの「連載陣」で読めるようになっています。

過去の有名な作品としては「るろうに剣心」や「ろくでなしブルース」、「ジョジョの奇妙な冒険」などが掲載されています。

ただし、そこは商売上手な集英社！

第一話からの連載ではなく、購買意欲を掻き立てるかのようにランダムに抽出されたストーリーを掲載しています。

オリジナルの新作に関しては、しっかりと第一話からの掲載になっています。

コミックス

コミックスでは、基本的にデジタル単行本の購入となります。

『少年ジャンプ＋』ではこれまでに購入した漫画を「本棚」にストックできるようになっており、紙媒体として単行本を購入するのではなく、電子媒体として単行本を購入していきます。

メールアドレスとパスワードを設定・登録するだけで会員登録出来ますので、もし電子媒体で単行本を購入する場合は必ず忘れないようにしておきましょう！

週刊少年ジャンプ

ここでは毎週発売されている「週刊少年ジャンプ」が電子媒体で購入できるようになっています。

現在(2015年11月)、雑誌週刊少年ジャンプは255円で販売されていますが、電子媒体であれば250円での購入が可能。

この5円をどう捉えるかは人それぞれだと思いますが、処分に困らない上に、雑誌の持ち運びが無い電子書籍のメリットを取るか、紙媒体として楽しむメリットを取るかは判断が難しいところですね。

また、過去1年以上のバックナンバーも250円で販売されています。

少年ジャンプ ルーキー

トップ画面の右下に「ルーキー」というロゴが表示されていますが、ここをタップすると表示が「少年ジャンプルーキー」に切り替わります。

少年ジャンプルーキーとは？

駆け出しの作家さんの漫画が掲載されているのが「ルーキー」で、この少年ジャンプルーキーで読者からの「いいジャン！」を多く獲得すると、『少年ジャンプ＋』への即連載が決定するほか、ジャンプコミックス化も決定するという、駆け出し漫画作家さんの登竜門となっています。

現在では、「少年ジャンプ+ 連載グランプリ」が開催されており、最低でも1本の漫画がグランプリに選出されるようになっています。

またこの他、「月間ルーキー賞」というものもあり、賞のランクに応じてジャンプ各紙に掲載、もしくは掲載権が与えられます。

作品を読む

『少年ジャンプ＋』同様に、ルーキーでも新人作家さんなどの作品が読めるようになっています。

ジャンルごとに分類されており、作品ジャンルは以下の通り。

少年ジャンプ+ の感想

前述しておりますが、わざわざ無料という表示をして、ユーザーの気持ちを逆なでする必要があるのかが疑問です。

ネット上では、無料で済むものは何でも無料で済ませたいという人があふれており、「無料」という2文字を付けると人が集まるのは間違いありませんが、そういった方々の多くは有料だとわかった時点でクレーマーに変わります。

中には、ネットの掲示板などに中傷コメントを書く人も少なくありませんので、それを考えると無料と大々的に書く必要性がよくわかりません。

また、デジタルコンテンツは安くて便利だというのが最大のメリットなのですが、雑誌の少年ジャンプと、電子媒体の少年ジャンプの価格が5円しか変わらないというのも残念な話です。

GooglePlayなどのコメント欄にもありますが、実際にアプリを使うと少し重いなぁ～と感じることがあります。

こういった細かい修正や、作品タイトルの充実はこれから必要なのかもしれませんね。