Crafting And Building Games For Girlsが提供する「出会い系ゲーム: 愛の物語」は、ボクセルで描かれたキャラクターを操作して行う出会い系ゲームです。
NPCの様々な男の子や女の子たちとの会話を楽しみながら、ペットを育てたり、結婚して家族をもったり、メイクやデートを行うなど、現実世界さながらの恋愛や交流をゲームの世界で楽しめるようになっています。
特徴
非常に特徴的な点としては、同性愛を認めたゲームとなっている点で、前は女の人と交際したけれど次は男の人と親睦を深めていくなどが可能になっていて、様々な層の人のために造られた疑似恋愛シミュレーションゲームとなっています。
ゲームシステム
出会い系ゲーム: 愛の物語はワールド上をあちこち動き回りながらNPCとの会話を楽しんで恋人をつくったり、家をつくったりして楽しむことが目的のゲームです。
いろいろと行っていると昼から夜になって辺りが暗くなるなど、よくあるボクセル系のゲームにあるシステムも搭載されていますが、いまひとつ何で楽しめば良いのか分からないゲームです。
まず初めに実際のプレイ画面は次の画像のようになっています。
1枚目や2枚目のように、最初は街のなかからスタートしますが、周囲を男の人や女の人がピョンピョンと飛び跳ねながら何かをしています。
操作方法としては画面左下の十字キーで移動しながら他の人のところへむかっていきますが、地面に置かれている様々なオブジェクトにひっかかってしまいますので、右上にある上向き矢印を押してジャンプしながら移動することができます。
街にはカフェテラスのようなものや屋内のバーのようなところなどがあり、色々な人がいるので話しかけてみましょう。
また、ウロウロしていると3枚目の画像のように辺りが暗くなって夜になっていくので、周囲を見にくい場合には左上にある松明マークで辺りを照すこともできます。
人に隣接したときの画像はこちらです。
人に隣接すると画面右下のアイコンが変化しますのでそこをタップして会話したりアプローチしたりできます。
上の画像がアプローチ中となっていて、適当に右下のハートマークを何度か押しているとハートのエフェクトが出現してカップルになりました。
また下の画像が会話中の画面ですが、全て英語で行われます。
適当に会話を続けていても話が合わなかったり、すぐに「何か話題は無い?」みたいなことを聞かれるのでチャットとしては楽しめないと思います。
この世界はすべてプレイヤーの思い通りにできるので、周辺にある机や床なども気に入らなければ削除できます。
逆に作ることも可能で、上の画面でオブジェクトを選択して下の画像のように配置していくこともできます。
上の画像では使えるオブジェクトに制限がかかっていて、動画広告をみれば使えるようになるようなマークがありますが、特に広告をみなくても使用できました。
ただ、好きなようにオブジェクトを置いたところでその先何かしたいことがあるわけでも無いのでかなり微妙なゲームとなっています。
総合評価
ボクセル系で描かれているうえ、デザインが単調でいたるところに同じようなキャラクターが存在しています。
一応チャット機能もあるのですが、まだまだ人工知能と言うには程遠いほどのチープな会話となっているので、時間をかけて会話する価値を見いだせません。
様々な素材を組み合わせながら家を作るシステムは良いですが、それなら他のサバイバル系のマインクラフトなどで遊んだ方が生産システムなども搭載されているので楽しめると思います。
彼女や彼氏をつくるときも、会話せずともハートマーク連打でカップルが成立するので、なにが面白いのかわかりませんでした。
途中でいちいち煩わしい広告が出現したり、さらに広告のせいでメニューボタンが隠れてタップできなくなるなどの現象も確認できたので、正直なところやる価値の無いゲームだと思います。
せめてストーリーや簡単なクエストのようなものでも良いので作らなければ、いきなりワールドへ立たされて「自由にしてください」ではプレイする人はいないのでは無いでしょうか。