SNKの人気ゲームの主要キャラとオリジナルのキャラクターを一同に会し、チーム戦を行うという90年代当時では革新的なゲームシステムだったキングオブファイターズシリーズの第4弾！
単一タイトルの格闘ゲームが流行っていた中で”3vs3”という、現在ではよく見かけるようになった格闘ゲームの礎を築いた作品。
THE KING OF FIGHTERS（略称：KOF）はアーケードゲーム機で人気を博し、現在に至るまで多数のシリーズ作品がリリースされている。
第4弾となる「97」では2つのモードを搭載し、よりやり込み度の高い作品となった。
KOFの中の中でも、特にKOF人気を決定付けるものとなった「97」！
格闘ゲーム好きなら一度はプレイしておくべき名作です。
ストーリー
決勝戦直後のハプニングをもって幕を閉じた「’96」大会。
その概要は何者かによるテロと、それに付随して発生した事故と公式発表発表されたが、その詳細は謎のままに処理されたが、「’96」大会は自体は興業的にも大成功を収めた。
格闘ブームを受けて、大会に興味を示した巨大企業数社がスポンサーとして名乗りをあげ、「KOF’97」大会が決定する。
全国各地で予選が始まり、KOF’97大会は注目を集めはじめる。
全世界が注目する中、栄冠を勝ち得るのはどのチームとなるのか？
世界がこの大会に全神経を集中させようとしていた。
ゲーム概要
KOFはサウスタウンで開催されていたストリートファイトがいつしかスポンサーがつくようになり、莫大な賞金がかけられ、全世界で中継される一大格闘技イベントとなった。
闇社会とのつながりも強く、ギース・ハワードやルガールなど闇社会の強敵もボスとして現れる。
登場人物
| チーム名 | 1 | 2 | 3 |
|---|---|---|---|
| 日本チーム | 草薙 京 | 二階堂 紅丸 | 大門 五郎 |
| 餓狼伝説チーム | テリー・ボガード | アンディ・ボガード | ジョー・ヒガシ |
| 龍虎の拳チーム | リョウ・サカザキ | ロバート・ガルシア | タクマ・サカザキ |
| サイコソルジャーチーム | 麻宮 アテナ | 椎 拳崇 | 鎮 元斎 |
| 新・怒チーム | ハイデルン | ラルフ | クラーク |
| 新・女性格闘家チーム | 神楽 ちづる | 不知火 舞 | ユリ・サカザキ |
| キムチーム | キム・カッファン | チャン・コーハン | チョイ・ボンゲ |
| ’97スペシャルチーム | 山崎 竜二 | ブルー・マリー | ビリー・カーン |
| ニューフェイスチーム | 七枷 社 | シェルミー | クリス |
| エディット専用 | 八神 庵 | 矢吹 真吾 | |
| ボス | オロチ |
この他にも隠しキャラとして暴走庵、暴走レオナ、「’94 」草薙京などが存在する。
モード選択
今作よりバトルモードを「アドバンスモード」「エキストラモード」の2種類から選べるようになった。
アドバンスモード
技を出したり、攻撃が相手に当たるたびにゲージが貯まり、最大で3つまでゲージをストック出来る。
ゲージを消費することで、超必殺技・ガードキャンセル緊急回避・ガードキャンセルふっとばしのいずれかが使えるようになる。
また、ゲージを１つ消費することで「パワーMAX発動」が出来るようになり、パワーMAX時に超必殺技を使えば大ダメージを相手に与えることが可能となっていた。
エキストラモード
「’96」までのKOFのモードとなっており、任意でゲージを溜めることが可能。
ゲージをMAXまで溜めればパワーMAX超必殺技が使用可能になっている。
エンディング
KOFは各キャラクターの設定がしっかりしており、一部条件をクリアすることでエンディングが用意されている。
操作に関して
スマホでは別途専用コントローラーがあるわけではないので、プレイ画面の上に十字キーと6つの攻撃ボタンが表示されている。
画面の上に指を置いてプレイしなくてはならないので、少々見難い感はある。
スマホアプリでは「マルチプレイヤーモード」といって、Bluetoothを使い近くにいる友達と対戦することも可能です。
その他、「SPボタン」という簡易必殺技ボタンも用意されており、必殺技の発動が簡単になっています。
また超必殺技も自身のライフゲージをタップすれば使えるようになっており、入力操作が難しい分、そういった簡易操作でバトルをより楽しく満喫出来るようになっています。
総評
当時はアーケードゲームとして認知されていたが、家庭用ゲーム機でも遊べるという事でネオジオ（ハード）での発売が決定したが、価格が1万円を悠に超えるという破格の値段設定だった。
それでも購入者が続出するという過熱振りだったのだが、今やスマホで安く手軽に遊べるというから驚きです。
その分、画面も小さく、操作がしずらい点は否めませんが、今も現役でシリーズ作が発表されている超がつくほどの人気格闘技ゲーム！
当時高すぎて手が出せず、家庭用オリジナルのコンテンツを楽しめなかったという方は、是非このアプリで思う存分プレイされてみてはいかがでしょうか？
