Chorus Worldwide Games Limitedが提供する「The Room Two」は、アジア各国でヒットした「ザ・ルーム」シリーズの続編です。
錬金術士が施した様々な仕掛けのある部屋でタップやスワイプなどの操作を行いながら謎を解き明かして脱出を試みるゲームとなっています。
非常に綺麗な3Dグラフィックで描かれていますので、まるで自分がその場にいるような臨場感を味わいながらプレイすることができます。
ストーリー
世界の根源となる「零因子」というものがテーマとなっていて、零因子を研究していた研修者が残した様々な謎を解き明かすことが目的です。
最初に謎の部屋の中からスタートし、部屋からの脱出を試みる状態から始まります。
公式のアプリ紹介
「The Room Two」にようこそ。
本作はフル3Dで描かれた美しい世界に、タッチパネルを通して触れることで錬金術師の残した様々な仕掛けと謎を解き明かしていく脱出ゲームです。
プレイヤーは世界の根源となる「零因子」を研究していた高名な錬金術師が残した様々な謎を解き明かし「零因子」の力によって無限に広がる世界からの脱出を試みます。
前作よりもさらに深まる謎解きとストーリーと、モバイルゲームトップレベルのビジュアルは、いずれも前作を大きく上回る内容とクォリティを誇り、プレイヤーを本作の世界へ駆り立て、魅了することでしょう。
本作を開発した、英国Fireproof Gamesは、アジア各国のゲームファンが 「The Room」を受け入れてくれたことに大変感謝をしています。 また同時に、本シリーズを通して、プレイヤーにスバラシイ創造性と美しさ、 そして危険と謎でいっぱいのミステリーツアーを提供できることをとても 誇りに思っています。ワクワクするようなプレイ体験をどうぞお楽しみください。
【特徴】
・革新的な操作性 – スマートフォン、タブレットのタッチパネル操作にピッタリと合った操作性は、まるでゲーム中のオブジェクトに直に触れているかのようなプレイ感です
・シンプルで直感的なユーザーインターフェイス – はじめてプレイする人でも、すぐに魅力的なパズルに没入することができます
・モバイル最高峰のビジュアル – フル3Dで描かれたリアルな世界で、プレイヤーは様々な視点からオブジェクトを観察し、隠された仕掛けを発見し謎解きに挑みます
・記憶に長く残る印象的なサウンドと、ダイナミックなサウンドエフェクトは、プレイヤーをより深く『THE ROOM』の世界にいざないます
ゲームシステム
The Room Twoは錬金術士をテーマにした脱出ゲームだけあって、奇妙な世界観で表現された部屋からの脱出を図るゲームとなっています。
ギミックにもどのようにして動いているのかわからない仕掛けなどが出現しますので、不思議な感覚に陥りながらプレイすることになります。
実際のプレイ画面は次の画像のようになっています。
不気味に表現された部屋は薄暗く、モノが見えにくくなっています。
左右に台座があるので、この部分をよく調べることで先へ進めることができますが、通常の脱出ゲームではタップで拡大表示の画面に切り替わるものが多いと思います。
その点、このゲームでは2本の指を用いてズームイン・ズームアウトを行いながら視点を変更していくことになります。
左側の台座を調べた画面はこちらです。
先程よりも見えやすくなっていますが、さらにここから画面を左右にズラすことで視点を切り替えることができます。
モノの影に隠れているアイテムなどもありますので、よく目を凝らしながら少しずつ視点を変えて調べていくプレイスタイルが脱出ゲームでは新感覚で面白いと感じました。
さらに箱をダブルタップするとより拡大した画面となります。
蓋の上に穴が空いていたり、下の部分に引き出しがあることが分かりました。
また、よくある脱出ゲームでは引き出しをタップするだけで開くことが出来ますが、このゲームでは実際に引き出しを出すのと同じように指でなぞって開けなければなりません。
リアルに表現されていて臨場感を感じられるのですが、感度が鈍いのか、なかなか思い通りに操作できない点が残念でした。
取得したアイテムは画面左側の枠に入っていきますが、ここをダブルタップで詳細情報を見る画面へと移行します。
画面中央部分にアイテムが表示され、下部に説明が表示されます。
この状態で画面をスライドさせるとくるくると回ってアイテムの周囲や下から眺めることが出来るようになっていて、謎解きのヒントなどが得られることもありますので注意深く観察しましょう。
また、このゲームでは特殊なレンズを使いながら謎を解いていく要素もあります。
画面上には手紙がありますが、ここに書いている文は特に謎解きのヒントになる訳ではありません。
画面右側の中央部分に赤いレンズのアイコンが表示されていますが、これをタップするとレンズを通して風景を観察することができるようになります。
レンズを通すとこれまで見えなかったものが見えるようになりました。
ここを調査する前にコンパスの針を移動させるギミックがあったので、「SESWN」というのが方角の頭文字を表しているというヒントとなっています。
このように、よくある脱出ゲームとは異なり様々な要素が追加されていますのでかなりやり応えのあるゲームとなっています。
総合評価
綺麗なグラフィックで描かれている部屋で謎を解きながら脱出していくゲームですが、タップやスライド操作だけで行う通常の脱出ゲームとは異なりスワイプで手紙を開けたり、弧を描いてギミックを回したりするという操作方法となっています。
ただ、どのように操作をすれば良いのか分かっていても反応が悪くなかなか思い通り動かせない点が煩わしく感じました。
最初の部屋をクリアした後は課金しなければ続きを遊べない点も考慮して、総合評価としては100点満点中30点くらいです。