情報システム担当者のための、情シス担当者を元気にする、情シスの助け合いアプリ『SYSZO(シス蔵アプリ)』。
何とも珍しい発想のアプリだが、企業で情報システムを担当している方にとっては、周囲には相談しにくい専門的な悩みでも、同業者同士で匿名で話すことが出来るため、専門的な話でも気軽に投げかけれるという専門職にとってはうれしいチャットアプリ。
SYSZO自体は2007年から運営されているサービスで、アプリのインストール数こそ少ないものの、アプリの中では多くの質問が行き交っています。
情報システムに携わっている方は是非一度インストールしてみて下さい。
思いのほか盛り上がりますよ!
使い方
『SYSZO(シス蔵アプリ)』をインストールすると、会員登録を求められますので、「ニックネーム」「メールアドレス」「パスワード」を設定すればアカウント登録完了です。
ログインすると以下のようなメニューが並びます。
知恵袋(シス蔵)
ここでは情報システムに関わる様々な質問が飛び交っています。
作業の効率化を図るための質問や、ウェブサイトの使い方、そして高校生の進路相談、この他情報システムに関係なさそうな質問まで、様々な内容が書き込まれており、またそれに対し回答する方々が全員情報システム担当者なので、実用的で現実的な答えが返ってきます。
情報システムを軽くかじっている程度の私にとっては、「いいね!」を押したくなるほど目から鱗の回答が寄せられていてとても参考になります。
『SYSZO(シス蔵アプリ)』は知識の宝庫なので、情シス担当者でなくとも一度覗いてほしいですね。
全てを見たわけではありませんが、質問内容としては以下のようなものがあります。
- PCソフト・アプリに関する質問
- Javaに関する質問
- 業務上の効率化を図る質問
- 社内ネットワーク構築に関する質問
- データの保存方法
- 就職に関する質問
- 学生さんの進路相談
この他にも様々な質問があり、どの質問にも複数人の情シス仲間が回答してくれているので、社内や身近に情シス先輩がいないという方にとっては神アプリとなりうると思います。
シスッター
『SYSZO(シス蔵アプリ)』版Twitterという事かな。
140文字以内の短文をSNS感覚でつぶやくコンテンツとなっており、「いいね」も実装されています。
ここではあまり情報システムに関係の無い事でも、気軽につぶやけるようになっています。
コメントやリンク貼付が多いように見受けられますが、同じ穴の狢である情シス仲間なら笑ってくれそうなネタを投入するともりあがるかもしれませんね。
シストモ
「シストモ」では、相手のアカウントをフォローすることもできますし、逆にフォローされることもあり、更にはグループも作成できるので、「情シス」という縛りが無ければ本格的なSNSとしか思えない仕様になっています。
メッセンジャー
謎です(笑)
マイ・プロフィール
ここでは、ご自身の置かれている環境をメインとした、あなたのプロフィールを作成する項目で、全てを埋める事でその人の説得力も増すかもしれませんね。
総合評価
非常にユニークなコミュニケーションアプリ。
なぜ情シスに目を付けたのかは分かりませんが、こういった専門職をクローズアップしたチャットアプリは盛り上がるようなので、他にもアプリをリリースして欲しいですね。
スマホ専用の『SYSZO(シス蔵アプリ)』では、今回ご紹介したコンテンツが全てですが、PCからも閲覧できるサイトの方では、「緊急の投稿」というメニューがあります。
私が何度か見た時には、何も投稿がありませんでしたが、恐らく会社などで起きた急を要するトラブルの解決策を質問する事が可能で、ここであれば多くの方か真剣に回答をしてくれるのでしょう。
例えば、会社で同時開発したソフトがダウンしたり、自社HPのシステムをいじっていたら表示されなくなってしまったなど、上司に激高されかねない事態でもこの「緊急の投稿」で解決できそうですよね。
私自身はあまり使う事はないかもしれませんが、面白いと同時に、実はかなり実用的なコミュニケーションツールだなと思います。
情報システムに携わっているシステムエンジニアの方々は、一度ダウンロードしてみては?
毎日起動する定番アプリになれるポテンシャルを秘めた、隠れたおすすめアプリですよ。