HappyHoppyHappyが提供する「それでもやっぱりあいつ勇者やめるって」は、前作「やっぱりあいつ勇者やめるって」の続編に位置する脱出ゲームです。
昔ながらのRPGを連想させるようなドット絵で描かれたマップ上で、タップだけの簡単操作でアイテムを探したり、用いたりしながら出口を目指していくゲームとなっています。
特徴
前作、前々作で城塞都市やダンジョンから脱出した勇者ですが、今度は不穏な落雷とともにドラゴンに拉致され、気がつけば魔王の根城と呼ばれている場所にいました。
ここでも己の発想を用いて脱出を図るというストーリーとなっています。
公式のアプリ紹介
勇者が勇者をやめる…冒険が今、再びはじまる…!
ダンジョンから命からがら脱出した勇者。 見かけ倒しのまものとの戦いを制し、ほっとしたのもつかの間、 突如、空に雷鳴が響き、不穏な地鳴りと闇が世界を覆います。
「魔王が復活する…!勇者、魔王から世界を守るぞ!」
ダンジョンからくっついてきたコドラがそう言ったかと思うと、 巨大化し、大きな翼をはためかせ、 勇者をパンチモミモミタワーへと連れ去ったのでした。
「え?なに?まおう?せかいほうかい? 知るか、そんなの! おれは勇者やめたんだぁぁぁぁ!」
勇者の絶叫は、不穏な色に染められた空に吸い込まれていきました…。
パンチモミモミタワーの一室から自称元勇者の旅が始まります。謎を解き明かし、勇者をパンチモミモミタワーから脱出させてあげてください!
完全無料で楽しめるゲームです。 暇つぶしのおともにもおすすめです。
ゲームシステム
「それでもやっぱりあいつ勇者やめるって」は様々なギミックの謎を解いたり、アイテムを探して使用しながら城塞都市からの脱出を目指していくことで進行していきます。
最初に、実際のプレイ画面は次の画像のようになっています。
画面中央上部にいるキャラクターが自身の操作する勇者で、部屋の中には様々なモノが置かれています。
操作方法は簡単で、画面上にある様々な場所をタップすることで勇者を移動させ、調べていくことができます。
例えば、棚をタップで調べると中からアイテムが出現して獲得し、その他の場所で使用することで謎を解いていくような形で進めていきます。
この部屋では牢獄に入れられていますので、画面下部にいる監視がいる状態でモノ探しなどを行うとペナルティが課されるようになっていて、30秒程の動画広告を強制的に視聴させられますので注意しましょう。
監視が向こうにいっている時の画面はこちらです。
画面左下に監視の状態が表示されていますので、今どのあたりにいるのかが分かります。
上手く監視がきた時に何も操作を行わなければ動画広告は出現しませんが、再度監視が向こうへ行くまで操作ができない状態が続きますので大変煩わしく感じました。
謎解きの要素としては、前作や前々作と同様に、特定の場所をタップで調べることで拡大して表示できたり、ボタンを押したりという操作が可能となっていますので、思いつく限り色々試していくことが攻略のポイントとなっています。
例として、所持アイテムを拡大させた画像はこちらです。
アイテムを拡大して表示すると、画面下部に表示されているように勇者の感想を見ることができるようになっていますが、タップする場所によってはアイテムの裏側を見れるようになったり、他のアイテムを選択して組み合わせることができるなど様々な要素が用意されています。
また、今作ではコドラというキャラクターと共に同時進行で脱出を試みることになりますが、その画面はこちらです。
画面上部にいる長靴をはいたキャラクターがコドラですが、一応モンスターですので監視に見つかっても大丈夫です。
ただ、コドラで勇者のいる部屋へ行くことは出来ませんので、ここの部屋と勇者の部屋を切り替えながら謎を解いていくことになります。
コドラの左側の壁に穴があいているので、その場所を調べると勇者に切り替えることができ、さらに2人の所持しているアイテムは共有できるシステムとなっていますので、謎解きがより奥深くなっています。
最後に、ヒントばばぁの画面はこちらです。
画面右上にいたモンスターをタップするとヒントばばぁが出現し、様々なヒントを与えてくれます。
CMをみてヒントをもらう形は前作と変わらず、ここでの広告は動画広告のように煩わしいものではなく、他のゲームのタイトルやデザインの一覧を参照するだけですので、いき詰まった時などに利用していきましょう。
総合評価
前作は一つ一つの階層毎に謎を解いて上へ上がる階段を探していくような作りで、狭い部屋を使用していた分、移動できる場所が限られていて謎の奥深さが無くなってしまっていましたが、今回は仲間のコドラと協力しながら脱出を試みるため謎解きの幅が広がって楽しいです。
ただ、前作や前々作では煩わしく無かった広告ですが、ゲームプレイの最中にミスをすると強制的に動画広告が表示されるようなシステムも追加されていて非常に煩わしく感じました。
謎解きとしては面白いですが、動画広告を見るのが利用者としてちょっと…という事で総合評価としては100点満点中40点くらいです。