さくらナシの『ご近所24チャット』のアプリ評価レビューです。

サクラがいないと言われると、逆に気になるのが人間の性ですよね。そこで今回はサクラ情報を中心として、ご近所24チャットを使った感想や口コミでの評判、また料金体系やシステムの検証などをご紹介していきます。

ちなみに軽く使った感想としては、まずサクラ云々の前にチャットが360円と信じられないほど高額で使う気になれない。またサクラがいないアピールしているが、ご近所24チャットはインターネット異性紹介事業に届出をしていない未認可の出会い系なので、そもそも出会い系アプリとしての信用が無いという････。

情報に一貫性がない

まずここに問題があると思っています。これを言い出すと未認可の出会い系アプリはどこも同じようなものなのですが、今回のご近所24チャットは特に顕著な気がします。

まずアプリの配信元であるGooglePlayでは、アプリの配信は「earth natural」となっており、一応公式HPのリンクも貼られていますが、リンク先はパパっと適当に作ったようなペラペラな会社HP。

株式会社アースナチュラルと表記されていますが、どうやら株式会社として法人登記していないようです。会社の情報はアプリ内の特商法にも記載されていますが、利用規約に書かれている内容は、企業が運営しているのではなく、ある特定の人物が運営しているという内容になっています。

特商法に書いた以上、運営責任は㈱アースナチュラルにあるはずなのですが、一体どっちなんでしょうね。また、これは完全な余談になりますが、会社HPのドメイン取得者も異なっているようです(ネットで簡単に調べられます)。このように一貫したものがないと、どうしても偽名や架空の存在なのではないかと疑ってしまいますよね。

サクラ

ご近所24チャットの売り文句である「さくらナシ」という言葉は本当なのか？という事を調べるために、今回58歳で登録してみたのですが、登録直後からやはりメッセージは届いています。もちろん、顔写真や詳細プロフィールの設定はなしです。

しかも届いた内容がこれ･･･

「20歳って本当かな？」というメッセージなのですが、何度確認しても私の登録年齢は58歳。これ定型文なのかな？年齢のところを直して送るべきところを、誤って定型文そのままで送った感じですよね(笑)

ちなみにこの女性は、私が登録した地域と同じ登録になっていますが、検索機能で近所で検索してみてもこの女性は一切表示されませんでした。そもそもこのGPS機能自体が生きていない気がするので何とも言えませんが、どちらにせよ検索でこの女性がヒットすることはありませんでした。典型的なサクラアカウントの特徴と共通していますね。

でも、ご近所24チャットはサクラがいないらしいです！

料金

冒頭でもご紹介しましたが、ご近所24チャットはとにかく料金が高い！何しろ、チャット1通で360円も取られるんですからね。

もし私が本気で出会い系を使おうと思ったら、もしご近所24チャットが異性紹介事業認可済みの出会い系だったとしても、この料金を見て即アンインストールしますけどね。

大手出会い系では見慣れない「リミット解除」という機能。これは基本的にご近所24チャットのような高額出会い系でよく見られる機能で、特定のユーザーとのチャットが無料になるというもの。しかし、それに2万円もかける人なんているんですかね？ｗ

利用規約

サクラがいない『ご近所24チャット』ですが、私が使った限りでは既にご紹介の通りサクラっぽい空気が蔓延しています。ではなぜ「さくらナシ」と断言しているのか？

その答えは利用規約に記されています。

〇〇性という言葉を辞書から引っ張ってきたのかな？ｗ

とにかく言いたいことは、「ご近所24チャットにおいてはすべての内容は真実でなく架空の内容であり、もともと真実であるかについて運営が知るところではない」という感じでしょうか。

私の解釈はちょっとひねくれているかもしれませんが、この規約条文を密限りこのような言い逃れが出来る内容ですよね。

もはやここまでくると頓智合戦ですが、「“さくらナシ”とは言ったがそれを保証しているという訳ではない」という事なのかな。

退会方法

画面右上の歯車アイコンをタップして、最下部の「ヘルプ」に進むと「退会」というメニューがあるので、そこから退会申請をすることが出来ます。

感想と評価

サクラがいなくても360円とバカ高い価格設定で手が出しにくいですし、もし安くてサクラがいないとして、運営が監視をしていない出会い系アプリなので、青少年保護の観点から言えばかなり程度の低い出会い系アプリとしか言いようがありません。

そもそもインターネット異性紹介事業という認可制度があるのは、青少年の保護や出会い系によって起こる犯罪の抑止が目的であり、その為に事業者は管轄警察への届け出が必要となっています。

こういった制度があるという事は、それだけ出会い系で犯罪に巻き込まれた被害者が多いという事なのですが、出会い系と自称していないまでも、同様のサービスを運営している運営会社が届出をしていないだけではなく、犯罪抑止の意志さえも見受けられないというのはちょっと残念すぎます。

既述していますが、責任の所在も責任者なのか会社なのか不明ですしね。というか、会社が存在していない可能性の方が高いので、これらもアプリ内のチャット同様に真実性がないと言えます。

本気で出会いを求めるなら、そうでなくても軽い気持ちで出会いを求めているとしても、この手の出会い系サービスで出会いを探すのであれば、しっかりインターネット異性紹介事業として認可されているサービスにしましょうね。