G.Gearが提供する「はぐるまのまち」は、誰もいないまちを舞台にした放置系の街育成ゲームです。
動力室にはぐるまや装置を設置して電力を生み出し、その生み出した電力を消費して新たな装置を作成したり、まちに供給して光を灯していくゲームとなっています。
様々な種類のはぐるまや装置が登場しますので、スチームパンクが好きな方にお勧めしたいゲームです。
ストーリー
もう誰も住んでいない、光を無くした街が舞台で、そこにはプレイヤーとネズミたちしかいません。
地下の動力室でねずみ達は歯車を回して電力を作り出しますので、プレイヤーはその電力を街へ供給して光を灯していくことになります。
街全体に電力が行き渡った時、何かが起こる・・・というストーリーです。
公式のアプリ紹介
もう誰も住んでいない、光を無くした【まち】にあなたと真っ暗闇の中に住むねずみたちで
光を灯しませんか?
地下の動力室でねずみは【はぐるま】を回して電力をつくります。あなたはその電力を使って【まち】に光を灯しましょう。
ゲームシステム
はぐるまのまちは独特の「ひとりぼっち」を表したような世界観の中で電力を生み出しながら街に光を灯していくゲームです。
動力室で電力を生産していくことになりますが、ゲームを進行していくと街だけでなく動力室もどんどん豪華に仕上がっていくという特徴をもっていて、放置系のゲームながら達成感を感じられる仕上がりとなっています。
動力室の画面は次の画像のようになっています。
画面の上部が現在の動力室の光景で、歯車などの装置が沢山置かれていますが、真ん中をねずみが走ってグルグルと歯車を回してくれますので、それを機動力として装置全体が動き、時間の経過と共に電力を生産してくれます。
また、動力室をタップすることでも電力を生産することが出来ますので、効率良く入手したい場合にはどんどんタップで生産していくというプレイスタイルでも楽しめます。
1枚目の画像の下に装置のランクや生産電力量が表示されていますが、一番右側のボタンをタップしてレベルを上げることができます。
レベルを上げることで電力の生産量が上がる他、一定のランク毎に見た目も変化するように作られていますので、プレイすればするほど豪華な動力室へと変わっていきます。
2枚目の画像では動力室にランダムで出現する浮遊装置が表示されていますが、これはギフトを運んでくれるもので、タップで取得することで一定時間電力の発生量を数倍にするなど便利な効果が得られます。
ギフトもレベルを上げていくことで効果が向上していきますので重要な要素の一つです。
次に、まちを表示させた画面とそのレベルアップ画面はこちらです。
まちは動力室で獲得した電力を注入することで明かりを灯すことができます。
上の画像の「電力注入」と書かれている部分を長押しすると上部にあるオレンジ色のゲージが伸びていき、最大になると街の様子が変化します。
下の画像が最大になったときの画面ですが、まちの見た目が変わるだけでなく発電量も上昇するなどの嬉しい効果もありますので、レベルを上げていく楽しみを味わえるようになっています。
目標一覧の画面はこちらです。
ここでは4つしか表示されていませんが、下部にスライドさせると沢山の目標を閲覧できます。
ゲームをプレイしていればいつかは達成できる目標が多数用意されていますが、達成する毎に発電量が数倍になる項目が多いので、こまめに確認して報酬を受け取っていきましょう。
総合評価
ゲーム全体が物静かな雰囲気となっていて孤独感を感じる状況からのスタートとなりますが、ゲームを進めていく内に動力室や街を発展させて変化していく見た目は一つ一つは大したことはありませんが、数が集まってくるとより一層豪華になった事が感じられるように作られています。
システムとしては放置系のゲームによくある、時間の経過もしくは画面をタップで電力を獲得できるというものを採用していて、動力室の装置をアップグレードすると効率が上昇する点も他のゲームでも良く見られるものです。
しかし、「累計タップ数○○回」、「獲得電力量〇〇」のような目標をクリアしていくことで電力の生産効率が数倍になるというシステムが面白く、どんどん効率が上がっていく爽快感を味わえるようになっています。
放置系ゲームでこの爽快感を出そうとすると、指数的に効率を上げていくようなゲームが多く、楽しい時と作業感を感じる時の波が激しくなってしまって飽きやすくなってしまいますが、その点はこの「はぐるまのまち」ではバランス良く調整されているなと感じました。
ゲーム全体のポイントとしては、寂しい世界を徐々に盛り上げていく育成系の達成感が味わえる点、自分のペースで好きなときにアプリを起動して楽しめる点、エンディングが搭載されている点などがありますので、街育成系の放置ゲームを探している方でこれらのポイントに興味がある方はダウンロードして試してみるのはいかがでしょうか。