いつめん(いつものメンバー)のためのSNSアプリ『Dear』のご紹介。
Dearは人気SNSのLINEとTwitterの良いトコ取りをしているアプリで、仲の良い友達内で作成したグループでチャットを楽しむだけでなく、そのグループだけにつぶやきを共有出来るといった特徴を持っている。
口コミなどの評判もご紹介しつつ、これから普及する可能性があるのかといった将来性についても触れていきたいと思います。
これから人気SNSとして括弧たる地位を獲得できるのか楽しみですね。
ダウンロード
ダウンロード配信はGooglePlayとAppStoreで行われており、共に無料で利用することが可能です。OSの利用要件は以下の通り。
Android 4.1以降
iOS 8.0以降(iPad・iPod touchでも利用可)
Dear/ディアーを使うメリット
冒頭で「LINEとTwitterの良いトコ取り」といいましたが、そもそも既存のユーザーはそれぞれに不満を抱いているのか?という事が大きく関わってくる。
各SNSの確立された使い方と、ユーザーの不満を口コミから確認していきます。
ライン -LINE-
まずLINEですが、既に日本でも5000万人が利用していると言われており、SNSツールという域を超えたコミュニケーションツールとして確立されており、タイムライン形式でチャットを楽しむSNSの代表的アプリといっても過言ではない。
チャットだけに焦点を当てると、普段友達と連絡を取り合うには全く問題が無いといえるでしょうが、初期から問題視されている「既読」機能はやはり便利である側面悩みの種となっているようです。
口コミなどを見ていると、問題の多くはチャットではなく個人のタイムライン投稿が多い、ゲームの招待がウザいというものが目立ちます。
確かにタイムラインは公開設定が出来るものの、あまり親しくない知り合いのタイムライン投稿も毎回表示されて面倒ですよね。
チャット機能の枠を超えての使用となると不満点が増えてくるようです。
ツイッター -Twitter-
次にTwitterですが、これはコミュニケーションツールというよりも一方的な情報発信源といったイメージが強く、そもそも相互でやり取りする事を念頭において作られたものではない。
Twitterはプライベートで使う場合は完全な自己満足の世界であり、仲間内でコミュニケーションを楽しむという使い方自体が本来の路線から外れている気がするので、コミュニケーションツールといよりは情報発信・情報収集するためのSNSといえます。
現在では芸能人や著名人の情報を収集するといった使い方が多くを占め、一般の方のネタ的な投稿も目立つなど、発信された情報を楽しむツールとなっている。
そんなTwitterに関する不満ですが、細かい技術的な要素を除くと実は無いに等しいのですが、Twitteの特徴であもる「一度つぶやくと誰にでも見られてしまう可能性がある」という点では、個人情報が特定されるようなつぶやきが出来ないという不満も見られます。
双方向のコミュニケーションツールではないからこそ、不満点も少なくなるのでしょうが、仲間内だけでつぶやきを楽しみたいという事が出来ないツールなので、改善点を望む声も少なくないようです。
ディアー -Dear-
先述の通り、LINEとTwitterはそもそも使用目的の異なるSNSですが、本当に仲の良い仲間内だけで全てを共有するという事は難しいといえます。
そのような仲間内だけでチャットとつぶやきの両方を楽しむことが出来るのがこのDear。
友達と作ったグループ内にのみ表示されるつぶやき投稿であれば、個人情報を気にする必要もありませんし、機密性が保たれるという点では優れているといえます。
LINEのタイムラインは公開設定している人全員にタイムライン投稿が表示されてしまうため、特定の人にだけ表示させることが出来ないといった問題がありますが、それを解消してくれるのがこのディアーという事ですね。
使い方
Dear(ディアー)は何が出来るのか?
簡単に説明するのであれば、仲間内でグループを作り、そこでチャットやグループ内の仲間にしか表示されないつぶやきを楽しむというものです。
大人数で使うことも可能ですが、彼氏彼女の2人で使うことも可能で、2人だけの特別な時間を2人だけのタイムラインに残せるのは嬉しいですよね。
グループを作る
グループを作る際は、「グループ名」と「グループID」の2つを設定します。
友達を招待する際に相手にグループIDを伝えておけば「グループをさがす」で検索可能なので、半角なのか全角なのか、小文字なのか大文字なのか判断がつきにくい文字を用いた複雑なIDは避けたほうが良いかもしれませんね。
また、グループを作った後に、グループメニューからまだDearを利用していない友達に招待文を送る事が出来ます。
グループのトップ画像の右下に表示されている「設定」を押し、最下部の「招待URLを送る」を選択し、メールやSNSなどのアプリを使って招待文を送ります。
相手に送る内容は以下の通りです。
■簡単3ステップで登録!
①「いつめん専用アプリDear(ディアー)
iPhone: http://dear-static.reventive-
Android: https://play.google.com/store/
②アプリをダウンロードしたら、
③会員登録が完了したら、以下のURLをタップ♪すると【グループ名】グループへの招待を受け取ることができます。
http://dear-service.reventive-
いつめん専用アプリDear(ディアー)、
問題点としては、Dearというアプリを招待する相手に説明しなくてはならないという点。
これは事前に説明しなくてはいけないでしょうが、もし私が友人からLINEと似たようなアプリで、しかも知名度がゼロに近いDearを勧められたとしても、私の場合は難色を示す可能性が高いので、しっかりDearのメリットをプレゼンテーションしなくてはならないという壁が出てくるでしょうね。
そこまでして使いたい機能があるかと聞かれると、Yesとは答え辛い・・・・。
口コミと評判
先ほど触れましたが、知名度が低いというのが現在一番の問題点でしょう。
もしDearの知名度が上がれば、難無くインストールする人も増えていくでしょうが、それまでが問題ですよね。
という事で、これから人気が出る可能性があるのか、実際にアプリを使ってみた方々の口コミをご紹介します。
これはきついですね。
運営さんには早急に対応して欲しいところです。
使ってみると良い!という感想も多く見られましたが、やはりLINEに慣れてしまっているユーザーにとってはスタンプが無いのは物足りなく感じるのでしょうね。
これは個人的にも嬉しかった点ですね。
LINEを使い始めると自動的に電話帳に登録されている人に「知り合いかも?」として通知されるので、使っていることを知らせたくない相手にも通知されてしまうというデメリットがあります。
設定を行えばクリア出来る問題ですが、初期設定で通知されるようになっている以上、LINE初心者がこの問題をクリアにしようとするのはハードルが高いですからね。
知らせたい相手にだけ知らせることが出来るという点では、かなり重宝できるSNSです。
総合評価
全体的に口コミを見ていると、やはり若い世代には受け入れられるものだと思いますが、グループを作ることがあまりない40代以上の世代にとってはDearを使う価値を見出せないかもしれません。
既存ユーザー数も多いことですしLINEを超えるという可能性は低いですが、限定的に人気が出る可能性は十分にあります。
ただし、LINEやTwitterと連動しているわけではな、完全に独立したSNSとなっているため、まだまだDearが普及していない現時点では一気にDearの人気が出るということは少ないでしょうね。
どこかの大手メディアで特集されればそれなりに人気が出る可能性はありますが、人気が出なかったとしても本当に仲の良い仲間内で楽しく利用するのであれば「使えるSNS」アプリだと思います。
いつめんとは?
不覚にも全く聞き覚えの無い始めての言葉だったのでGoogle先生に尋ねてみましたが、いつめんとは「いつものメンバー」の略称らしいですね。
みなさん知っていました?
いつから使われているのかまでは定かではありませんが、このような仲良しメンバーの仲間意識を強める造語を作ってしまうと、必ずといっていいほど起こってしまうのが仲間はずれ。
案の定、いつめん外しという言葉まであり、「いつめん」という言葉がグループ意識を強める一方、いつめんから外れた友達はより「いつめん」という言葉のせいでより一掃仲間はずれにされたというショックが強くなってしまいます。
こういった言葉を作ることは悪いことではないと思いますが、みなさん友達とは仲良くしましょうね!